遠野: 民話の神・仏に出逢う里 (GAKKEN GRAPHIC BOOKS 12)

著者 : 加藤敬

• 学研プラス (1996年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[selenekaguyaさんの感想 · 2012年6月3日]

文章と写真で遠野の文化、信仰を紹介している本。遠野に行ったあとなので実際に見た場所などが登場してより深く理解できる。
遠野は雪深く気候の厳しいところで、神仏に頼るしかないがゆえ様々な信仰が人の生活に深く根付いてるというのに納得。
早池峰山の頂上の写真、たくさんの剣が刺さった山頂風景が印象的。登ってみたい…
あとデンデラ野の名前の由来が「デーンとテェラ（平ら）なところに蓮台野という漢字をあとから当てた」という地元の人の説明があったけれど、確かに平らだったけれど、じゃあ他の場所にもある蓮台野はどうなるのかなぁとちょっと疑問を感じてみた。