自閉症の才能開発: 自閉症と天才をつなぐ環

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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054007796

感想・レビュー・書評

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  • 自閉症の人から見て、世界はこういう風に見えていたり、こういう風に感じていたりして生きているのだなぁと、イメージしやすい。
    これは発達障害など、他の何らかの脳機能障害(特性)を持つ人にも通じるものがあるだろう。
    理解と工夫と支援があれば、格段に生きやすくなり、特性をいい方向に伸ばして力を発揮していけるのだと、本著は教えてくれる。

  • 自閉症の才能開発 
    テンプルグランディン 学習研究社

    テンプルは1947年に生まれ
    17歳で発作や触覚過敏反応から来る
    不安を回避するための
    木製による体の締め付け機を考案し
    その後医療器具として開発していく
    動物科学分野で二つの博士号を取り
    屠殺を含む畜産環境の設計会社を起し
    全米の食用豚と牛の「三分の一」を
    彼女の手による施設が占めている
    一冊目の本は1986年に
    「我自閉症に生まれて」を出版し
    二冊目がこれである

    高機能自閉症は過敏症故の障害?
    文字や言葉で思考せずに
    視覚に聴覚に臭覚に味覚に触覚の
    五感で考える
    頼りになるハグや固定されたモノによる
    一気圧以上の過不足のないストレスが
    心の平安や安定をもたらす

  • 自閉症の方が書いた本。イメージしやすい。

  • これも読むのに時間かかりました。
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  • <b> 多くの人にとって他人との交流は自然なものだが、自閉症者にとっては恐怖である。</b><br>
    (P.179)

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著者プロフィール

1947年生まれ。世界各地の家畜施設を設計する動物科学者。コロラド州立大学で教鞭をとり、自閉症関連の講演や執筆でも活躍中。著書として『アスペルガー症候群・高機能自閉症の人のハローワーク』(ケイト・ダフィーとの共著、梅永雄二監修、柳沢圭子訳、明石書店、2008年)、『我、自閉症に生まれて』(マーガレット・M・スカリアノとの共著、カニングハム久子訳、学習研究社、1994年)、『自閉症の才能開発』(カニングハム久子訳、学習研究社、1997年)ほか多数。

「2009年 『自閉症スペクトラム障害のある人が才能をいかすための人間関係10のルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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