黎明の艦隊 (17) (歴史群像新書 27-17)

著者 : 檀良彦

• 学研プラス (2000年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[cv3-saratogaさんの感想 · 2020年2月11日]

[評価]
★★★☆☆ 星3つ

[感想]
この間ではカダルカナル等に造成された米海兵隊の航空基地を巡る戦いが中心となっている。史実よりも戦闘機も爆撃機も充実している日本は高低差をうまく利用した三段構えの攻撃でガダルカナル島の航空基地の爆撃に成功したようだ。
しかし、米海兵隊のシービーの建築能力は日本の想定を遥かに上回る能力を有しているようで、継続的な攻撃が必要なようだ。
また、晴嵐による米軍の移動乾ドックの攻撃にも成功し、戦線はなんとか維持できているようだが、本土では様々な謀略が蠢いているようで、この戦争も終りが近づいているということだろうか。