戦国の合戦 (学研新書 27)

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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054034761

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  • 戦国時代の実像を詳しく知ることができる良書。
    武将の合戦哲学から軍団編成・農民の徴兵、戦略・戦術などに加えて食糧確保や合戦の作法など小説やドラマでは深く描かれない分野の解説も面白い。
    また、最新の学説や発見も多く紹介されているのもうれしい。

  • 同じ戦国時代でも前半後半で合戦の種類が変わってきていたり、歴史小説だけではわからないいろいろなことが勉強になって面白かった

  • タイトルに違わず、戦国の合戦について様々なことが書かれている。出陣の三献の儀式はもちろん軍の編成、どれだけの人員を連れて参陣するように指定されていたか、信玄、信長が作った軍用道路など、各歴史人物の小説やドラマを見るだけではわからないところまで網羅している。
    なかなか面白かった。

  • 小和田哲男先生の学研新書戦国シリーズその2。合戦の歴史だけでなく、戦いの準備過程や作法、戦略とあまり目立たない部分が詳しく書かれてます。まだ全部読んでないけどおすすめ。

  • 策謀や計略は、天下泰平たることで否定された。のじゃないの。

  • [ 内容 ]
    戦国百年の間、毎日どこかで戦いが繰り広げられていた。
    どうして抗争は起こり、また合戦に際しどのように準備し、軍団構成をし、統制していったのか。
    そして武将たちはどんな戦略・戦術を駆使していったのか。
    戦国の本質「合戦哲学」に踏み込む。

    [ 目次 ]
    序章 戦国合戦前史
    第1章 戦国合戦の必然性
    第2章 合戦に出ていった家臣団
    第3章 戦いの準備と武具
    第4章 武将たちの戦略と戦術
    第5章 合戦の作法と軍師の仕事
    第6章 新視点でみる戦国十六大合戦

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著者プロフィール

1944 年、静岡市に生まれる。1972 年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。2009 年3 月、静岡大学を定年退職。静岡大学名誉教授。著書本、監修本、多数。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の時代考証も務める。

「2021年 『東京の城めぐり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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