第三の目: 消された古代神「天目一箇命」の謎 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054037496

感想・レビュー・書評

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  • まだ読んでません。
    買っただけなのです。

    でも、古代製鉄関係の資料が本当に少ないので、数ページでも関連性のある事が
    書いてあると買い逃すと後から探すのが大変なので、いつも勢いで買ってしまう。

    でもマイナー系の本にしてはリーズナブルな方だったと思います。
    だからって似たような民俗本を4、5冊買えば十分高くつくけどね。

  • 天目一箇命は、『古事記』にはその名はでてこない。
    『日本書紀』においてもただ1行だけ触れられただけ。
    異形のものとして人々に恐れられ、妖怪である「一目小僧」などの原形ともなった、いわば埋没神である。

    その「アマノマヒトツ」にかかわるさまざまな謎と問題点を、菅田さんの独壇場である民俗・宗教・歴史・地誌・文学・文化人類学・思想史など多角的な視点から「読み解く」と、いったいそこには何事が見えてくるのだろうか。
    なんだか、ドキドキもんである。

    なにしろ、菅田さんの著作にはハズレがない。
    あまり一般受けはしていないようだが、菅田さんの論考からインスパイアされたり、「をいをいパクリじゃないか?」的な本は山ほどある。

    目次
    一つ目の神・天目一箇命
    柳田國男の「一目小僧」考
    天目一箇命の末裔
    一つ目とスガメ
    天目一箇命の社
    鍛治神「天津麻羅」
    古代鍛治と「スガタ族」
    タタラ神と鍛治神
    忌部氏と物部氏
    自然哲学者「マヒトツ」
    第三の目
    ス神とコトタマ「ス音」
    大石凝真素美の言霊論
    超古代文献『竹内文書』の創造神
    山師とオカルト
    消された神「伊都能賣」
    天理教と古代鍛冶族
    蘇る天目一箇命

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