TEACCHプログラムに学ぶ自閉症の人の社会参加 (ヒューマンケアブックス)

著者 :
制作 : 梅永雄二 
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054045200

作品紹介・あらすじ

わが国では、成人期以降の自閉症の人のうち、就労している人はわずか6パーセント強、9割以上の人が施設、作業所に通所といわれ、一方、アメリカのノースカロライナ州では、95パーセントの人が地域で自立して生活し、しかも希望者の7割が就労しているという。この違いの背景にあるのは、「自閉症の人に環境をあわせる」というTEACCHプログラムの考え方。本書では、TEACCHによる自閉症の人の社会参加へ向けた支援のあり方を踏まえ、「暮らす」「学ぶ」「働く」の3つの視点から、先進的な事例を紹介している。

著者プロフィール

早稲田大学教育・総合科学学術院教育心理学専修、教授。博士(教育学)。臨床心理士、自閉症スペクトラム支援士Expert、特別支援教育士SV。
1983年、慶應義塾大学卒業後、障害者職業カウンセラーとして、地域障害者職業センターに勤務。障害者職業総合センター研究員を経て1998年、明星大学人文学部専任講師、2000年助教授。2003年宇都宮大学教育学部教授。2015年4月より現職。
主な著作として、『自立をかなえる!〈特別支援教育〉ライフスキルトレーニングスタートブック』(明治図書出版)、『大人のアスペルガーがわかる』(朝日新聞出版)、『発達障害者の雇用支援ノート』(金剛出版)、『アスペルガー症候群・高機能自閉症の人のハローワーク』(監修、明石書店)、『仕事がしたい! 発達障害がある人の就労相談』(明石書店)、『アスペルガー症候群の人の就労・職場定着ガイドブック――適切なニーズアセスメントによるコーチング』(監修、明石書店)など多数。

「2022年 『自閉スペクトラム症(ASD)社員だからうまくいく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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