アスペルガー症候群だっていいじゃない―私の凸凹生活研究レポート (ヒューマンケアブックス)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054045842

感想・レビュー・書評

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  • 具体的で、読みやすくて、とても参考になりました。

    単純明快なルールを決める、
    想定外の場合のエラー処理を決めておく、など、
    ご自身の世界観の紹介の後、「こんな風にすると過ごしやすい」ということが示されていて、とてもわかりやすかったです。

    「アンバランスなまま生きていく作戦をともにたてていくこと」

    私自身もアンバランスさを抱えていて、大なり小なり、みんなアンバランスさがあって、それがいい形でかみあっていく世の中になればいいな、と思いました。
    自分も、そんな世界を支える一助であれますように。

  • すんなり読めてわかりやすかった。4コマ漫画も可愛くてわかりやすい。アスペルガーと知らず30代まで過ごしていた著者。健常者がよかれと思ってやったことが、アスペルガーにとってやりにくいことがある。それをわかってほしいと書いていた。

  • 発達障害ネイティブ(当事者)のしーたさんのブログを書籍化したもの。
    我が住まいである北海道の発達障害第一人者の田中康夫先生が監修されている。

    いちいちうなずきながら読めてしまう内容。
    当事者本で、重くならずに共感できる、楽しい本だと思います。

    札幌市在住なら、札幌市の社会福祉総合センターの情報センターで借りられます。
    でも買っても損はない。

  • 著者は30代後半でアスペルガー症候群と診断を受けた方で、同じように生きづらさに悩む人の役に立てればと書かれた本。障害を持つ人の世界を理解するとはどういうことなのか考える手助けになる。
    発達障害があると自己肯定感が低いケースが多いが、劣等感の生じる過程の分析には、自身が勉強したことと経験からくる実感がうまく融合されていて好感が持てた。
    個人的には、プレゼント選びが苦痛、伝言ゲームが苦手、「大丈夫?」ということばに偽善性を感じてしまっていたというエピソードにわかるわかるそれと肯いてしまった。

  • 当事者の自分研究。自分に起こっていることをとても分かりやすく書いている。当事者にとっても周囲の人にとっても具体的でありがたい解説書のよう。

  • 少数派は違うだけで、ま違いではないよ。うさぎとかめに例えたりと、客観的に上手く説明してありました。違いを生かすことをもっと肯定的に受け止めたいと思いました。

  • 出来るようになる物について的を絞ることを考えさせられた。今まで読んだことのある本より、分かったと思った。

  • この本、好きかも。私がたくさん詰まっているんだもん!

  • みんなわがままなのに、自分だけがわがままと言われる。
    泣きたくなるほどわかるよおおおおおおおおおお!
    人の幸せに合わせることではなくて、自分自身の幸せを感じることが一番大切やねー。

  • 違いを知るのはいいことである。

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