群龍の海5 帝都死守命令 (歴史群像新書 354-5)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054059740

作品紹介・あらすじ

米太平洋艦隊を迎撃した第一艦隊の戦艦6隻は、ポスト・パナマ級の巨砲に屠られ、第二艦隊の「金剛」と「比叡」も「ヴァーモント」の46センチ砲に蹴散らされた。追いすがる連合航空艦隊の「龍」と「鳳」の大編隊は、帝都砲撃を阻止できるのか!?

感想・レビュー・書評

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  • そうか、八八艦隊海戦譜が八八艦隊物語のリメイクであるのと同時に、こっちは鋼鉄のレヴァイアサンの後継者としての20周年記念作か。後書き読むまで考えてなかった。で、まあ当然最後はこうなるしか無いんだが、李王殿下仮想戦記初登場?そして、第二艦隊が独断で砲火を開くんじゃ無いかとドキッとした(^^;最後に出てきた、雷装を下ろしてヘッジホッグを、25mmの代わりに40mm四連装簿フォースを詰んだ秋月型は作ろう

  • 大艦巨砲主義の米軍に航空主兵の日本。なんとか米軍を東京沖で撃退して講和。最終巻は少し微妙な感じだったかな

  •  ポスト・パナマ級と「龍」「鳳」の群れの最後の戦いはまさに総力戦。陸・海が連携して最強の戦艦に挑みかかる様子はシリーズ完結にふさわしい展開だった。シリーズ途中、空母艦隊の打撃力の弱さが明確になったことから巡洋戦艦ぐらいは建造するのではないかと思ったが、そのような展開はなく最後まで空母で戦うことにこだわり、見事に航空主兵主義と大艦巨砲主義の戦いを描き切っている。

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著者プロフィール

横山信義
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始。著書に『八八艦隊物語』『修羅の波濤』『修羅の戦野』『蒼海の尖兵』『海鳴り果つるとき』『砂塵燃ゆ』『ビッグY』『零の守護者』『戦艦「大和」最後の光芒』『擾乱の海』『南海蒼空戦記』『旭日、遥かなり』『不屈の海』『蒼洋の城塞』などシリーズ多数。

「2023年 『連合艦隊西進す6 北海のラグナロク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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