いとしの印刷ボーイズ

著者 : 奈良裕己

• 学研プラス (2018年6月12日発売)

作品紹介・あらすじ

ゲットナビウェブで人気の漫画連載「今日も下版はできません！」をもとに書籍化した一冊。１２０以上の印刷用語解説などを追加収録。中堅の印刷会社「ナビ印刷」を舞台に、毎回起こる印刷事故に現場はてんやわんや。

感想・レビュー・書評

[sayaさんの感想 · 2019年3月14日]

印刷業界に関係する仕事をしていたことがあるので
あるあるとうなずいたり、そんなことがあるのかと驚いたりしつつ
面白く読みました。
レストランのメニューやポスター、本の装丁に使われている紙など
やっぱり気になって触ってしまいます。

印刷会社勤務の方だとより一層あるあるばかりで楽しめる内容なのではないでしょうか。
デザイナーや広告代理店など印刷会社とやり取りが多い業種の人も、読むと勉強になりそうです。
漫画なにで読みやすいです。また、漫画だからこそ現実では起きたら大事件というようなことが毎回のように起きます。
読んでいる分には飽きなくて良いですが、現実とリンクして読んでいてちょっと胃がきりきりしてきます。（笑）

[mamiminaさんの感想 · 2018年8月25日]

実家が印刷屋で、出版社勤務の私にはすべてがアルアル。深く納得しつつ、苦労に共感しつつ、これからも印刷会社さんに迷惑をかけずに生きていこうと違いましたw

[no-chindayoさんの感想 · 2018年8月14日]

だいぶマニアック(-｡-;
印刷の営業マンあるあるにかなり特化されているので、制作がわにいた人間が読んだら、分かる部分もあり、そうなのか？的な部分もある。

先祖返りはやらかした記憶があり、営業さん、すみません…と反省。

漫画としてはちょい読みづらかった。

[裏竹秋さんの感想 · 2023年12月21日]

知らぬ業界なのでおもしろい

[chocochip150さんの感想 · 2023年7月19日]

サブタイトルにある「業界あるある「トラブル祭り」」の通り、印刷会社で起こる色々なトラブルが、印刷工程や用語の紹介・解説とあわせて漫画仕立てで展開される。
印刷会社にいる訳ではないが、近しいところで携わることも度々あるので、「わかる....！！」という部分も多くあっておもしろかった。なんとなくでしか分かってなかった印刷仕様や用語を知れたのもよかった。表紙のデザインも、CMYK＋リッチブラックの表現、ベタ・網点表現と色の重ねになってておもしろかった。WEBだけとはまた異なる視点で気をつけないといけないことが色々あるのはなぜかというのが知れてよかった。

[板橋区民さんの感想 · 2021年5月13日]

印刷業界の経験はないが、一時印刷関連技術の研究をしていたので、懐かしく読ませてもらった。他業界の仕事のやり方とか、クレーム処理の実態を知る機会は非常に限られるが、基本は印刷業界も自分の業界も大して違いがないのは意外だった。それぞれの業界で自分の仕事に誇りと責任を持つプロフェッショナルが世の中を支えているんだな。

[dai-4さんの感想 · 2021年1月5日]

”本の雑誌”漫画特集から。全編カラーは”おっ！”と思うけど、個人的に惹かれるのはそこくらい。業界あるあるとして楽しめる人は楽しいんだろうけど、いち漫画作品としては、正直いまひとつ。知らない業界のことを垣間見れるのは、ちょっとワクワクはするんですけどね。

[hazel8483さんの感想 · 2020年10月3日]

これは楽しい！
いや、失敗談を描いてくれてるから
楽しかったらいかんねんけど（笑）

とある印刷会社に勤める中堅社員と
彼の同僚たちの汗と涙のコミックエッセイ＆豆知識。
書籍や雑誌だけではなく商業ポスターやカタログの印刷
果ては選挙ポスターのネタまで！
人知れず、こんな苦労があったとは。

でも、ちょっとだけ私が昔
身をもって体験した失敗も載ってて
（入稿データのリンク切れとか…遠い目）
やっぱ、みんな一度は体験してる
〝あるある〟なんだぁ〜って…
すんません！
当時の担当者さん、ご迷惑おかけしました！

[9999modaさんの感想 · 2020年8月14日]

自身は業界になじみない状況で、印刷方法とインキについての知識が必要となり、手に取った本。印刷用語が索引付きで調べることもでき、とても勉強になりました。

[マヌルネコさんの感想 · 2020年3月13日]

なかなか知る機会のない業界のお話てんこ盛りで面白かったです。
アイドルの写真ってやっぱりそれなりに修正入るのね…