「ちがい」ってなんだ? 障害について知る本

  • 学研プラス
4.00
  • (2)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 67
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784055012935

作品紹介・あらすじ

車椅子利用者の目の前にある段差。このとき「障害」となっているのはなんだろう?この本を読めば、障害について正しく学べ、お互いの理解を深められる。日常での事例や声かけ時のマナーなどを,マンガと図解で小中学生に読みやすく解説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『感想』
    〇他人の気持ちを自分が全てわからないのと同様、障がい者の気持ちは、同じ障がいを持っていない人にはすべてをわかることはできない。でもわかるように努力することは大事。

    〇健常者と障がい者の線引きがあいまいなのはよくわかる。それを個性として強みに変えることもできるからだ。逆にその個性を弱みと思っている人がいるなら、周りが助けてあげよう。

    〇障がい者と言われる人が、自分のことをはっきりと読者に伝えてくれるから、少しでも障がいを理解することに役立った。こうやって声を上げられる人はいいけれど、助けを求められず苦しんでいる人もたくさんいるのだろうな。

    『フレーズ』
    ・一口に「障害者」と言っても、時代と共に定義は変わるし、個人差も大きいもの。また病気やケガは、誰にでも起こりうることです。だから健常者と障害者の線引きは、実はあいまいです。(p.41)

    ・精神障害がある人は、見た目ではわかりにくいため、偏見や無理解に苦しむことがあります。(略)「人とちがうところがあってもいい」という気持ちの人が世の中に増えることは、とっても大事なんです。「ありのままを認めてくれる人」の存在は、心強くてうれしいものです。(p.63)

  • 各章の導入が学生が主役のマンガ、イラスト多めで10代前半からおすすめできる
    事故による障害、学習障害、ヘルプマークの解説が載っているのが良い

  • 表紙に騙されて、なんかアニメっぽいノリか?と危惧していたけど、思いがけず素直で良い内容だった。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

第5回ARIAコミックグランプリで入賞し、「神神神神神(かみだらけ)」でデビュー。その反響の大きさから即「かみだらけ」として連載が決定した、注目の新人。『かみだらけ』全3巻、『池袋ヲトメ道戦記』既刊2巻。

「2017年 『だんだらごはん(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

殿ヶ谷美由記の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヨシタケシンスケ
伊坂 幸太郎
辻村 深月
砥上 裕將
瀬尾 まいこ
寺地 はるな
伊吹 有喜
ヨシタケ シンス...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×