日本一の給食: 「すべては子どものために」おいしさと安心を追求する“給食の母”の話

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  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784058001073

作品紹介・あらすじ

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で大反響! 「日本一」と呼ばれる北海道置戸町の給食をつくり上げた管理栄養士・佐々木十美さん。“子どもの味覚を育てる給食の母”のこだわりや思いを満載。給食名物、ルーから手作りカレーの完全レシピも公開。

感想・レビュー・書評

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    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 北海道置戸町にすごい栄養士さんがいる、というのは何かのときに聞いたことがありました。
    本当にすごい人です。
    栄養士になるきっかけは、前職場で手に職をつけて働く人たちを見て、自分も!と思ったというあいまいなものだったけれど、給食にかける情熱は半端じゃない!
    限られた予算の中、どうやって子どもたちに安心、安全で美味しいものを届けるか、という1本の芯がしっかり通って、ブレがない。妥協を許さない。
    そこで働く調理師さん、先生、材料の仕入れ先、農家さん、色んな方々の協力を得て、こんなに素晴らしい給食ができるのだと、感動すら覚えました。
    最後の方に、子どもたちに大好評の19種類のスパイスが入った全て手作りのルーで作られている辛いカレーの作り方が載っていて、そんなに辛いのに子どもたちに好評なら食べてみたいと思ったけれど、作るのは…本当に大変そう。
    そんな私みたいな人の為に、ルーが販売されているそう。

    とみさんの給食を食べる子どもたちは幸せだろうな。

  • <閲覧スタッフより>
    北海道の置戸町で、安心かつ安全で美味しい給食を作り続けている管理栄養士の
    物語。子供たちのことを思って、これでもかというくらい食に対してのこだわりを持って働く姿は、NHKの「プロフェッショナル」でもとりあげられたほど。巻末の、
    子供たちにも大人気の手作りカレールウのスパイスが効いた”から~い”カレーレシピは必見です。
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    所在記号: 374.94||ササ
    資料番号: 30046828
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  • 図書館通いを再開!

    カレーが美味しそうで食べてみたいけど、
    やっぱり自分では作れないなあ…。

  • 平成25年12月発行のYAだよりで紹介された本です。

  • 置戸カレールー

    仕事に対する真摯さと
    いつまでも、いつでも、新しい事への探究心と向上心と

    身が引き締まります

  • 配置場所:2F手動式書架
    請求記号:374.94||Sa 75
    資料ID:W0173097

    栄養士さんの愛情が詰まっています(スタッフ)

  • こんなふうに働きたい。こんな想いをもって仕事に向き合いたい。素直にそう思える。
    テレビでみた十美さんについて、もっと深いところが見えた気がする。かっこよすぎる。

  • 図書館でチラ見。10箇条?の片付けながら料理に共感。

    131217
    15と6箇条だった。
    旬が知りたければ直売所へ行くべし。スーパーより安い。しかし、近くに直売所なんてあったかな?

  • 北海道の置戸町で、私の理想の範ちゅうを軽々と超える給食を作ってきた管理栄養士の佐々木十美さんの仕事ぶりや信念、給食そのものについての話。

    出来るだけ加工してない(結果的にそれが一番安全で安い)地元でとれた食材を使って、安く、美味しく作る。
    理想すぎる。
    買うものと思い込んでいるようなものもしっかり作ってしまう。
    カレールーとか、トマトピューレとか。

    子供が生まれた時は安心して食べてもいいものがなさ過ぎて、神経質になり、自分も含めて食べるものが限定され過ぎ、
    今は、それじゃいけないとおもって、加工品(チーズやハムや、お菓子や色々)も食べさせるようになって、そのうち楽チンに流れて気にならなくなり始めて、、と振れ幅が大きい自分のはしたなさヽ(´o`;
    やりたい気持ちはあるのに、どうして上手く回せないのかなあ、、。

    生活の中で、食べる事以外にパワーと時間を割いてしまうと途端に楽に流れられる仕組み(外食、コンビニ、お惣菜、デリバリー、、)があるから、優先順位、時々間違っちゃうなー。
    あと、食べたい、やりたいって気持ちをキープできる程の健康が保てない…。
    疲れ切ってしまったり、、。
    自分は食べられないけど、家族の分だけ、とかになるともう義務的になってしまう。自分が美味しいものを食べたい気持ちをキープできるためのコンディション作りがうまくいってない気もする。
    ニワトリ卵かな?

    仕事という側面でも、仕事をキチンとするってこういう事をいうんだなーと。
    目的にむかって(安心、安全で美味しいものを食べてもらいたい)自然に周りを巻き込む。
    誰にも必ず一致する目標になりうるものをグッと捉えてピントを合わせに行く力。

    かっこいい!

    そしてこの方も、人との関わりが深まるに連れて仕事がどんどん洗練されてきた人だと思う。
    人との関わりが仕事を生みだしていく。
    本当にどんどんこの言葉が腹落ちしてくる今日この頃。

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著者プロフィール

ささき・とみ…1951年、北海道置戸町生まれ。72年から置戸町学校給食センターの栄養士を務めてきた「給食の母」。現在は置戸町の「食のアドバイザー」として、料理講習や講演で各地を飛び回る。

「2013年 『日本一の給食』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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