オーケストラの読みかた 改訂版: スコア・リーディング入門

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784058006863

作品紹介・あらすじ

作曲家の視点から、分かりやすく、時にユーモアもまじえながら解説したスコア・リーディングの入門書。2005年発刊書籍の改訂版。見やすいサイズ、2色を使った解説に補足資料を加え、より使いやすい内容に。CD付き。

感想・レビュー・書評

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  • スコアの読み方の本は多いけど、もうすこし進んだ話を読みたい人はけっこういるんじゃないかと思う。たとえばスコアから適当にピアノ弾くにはどうするか、その練習法はどうか、とか。どの分野もその入門の終りあたりが難しいのよね。

  • 最近スコアを読みながら交響曲を聴くのにハマっている。
    スコアを見れば全てが分かる!と思っていたが、本書を読んで、書いてある音より実際は3度低い音が出ているとか、強弱の記号は実際になって欲しい音量なのか、演奏者がそうするべき音量なのかが時代によって変わっているなど、自分が思っているよりも難しく、とても深遠な世界だった。
    楽器の指遣いや音量などの特性もちゃんと考慮に入れながら聴くようにしたい。

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著者プロフィール

1971年東京藝術大学大学院修了。安宅賞、日本音楽コンクール第1位、音楽之友社室内楽曲作曲懸賞第1位、ザルツブルクTVオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞、国際エミー賞、芸術祭優秀賞、日本アカデミー賞最優秀音楽賞など多数受賞。18年文化功労者として顕彰。東京音楽大学名誉教授。交響曲、オペラ、室内楽曲、合唱曲などのほか映画「影武者」「楢山節考」、TV「八代将軍吉宗」など映画・ドラマ・演劇の音楽も約500本手がける。

「2023年 『チャイコフスキーの音符たち 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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