ドイツ参謀本部興亡史 (上) (学研M文庫 S ケ 1-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784059010173

作品紹介・あらすじ

軍事史上最高の組織とも言われるドイツ軍参謀本部。その後、世界中の国々の手本とされ、神話的な高みにまで理想化されたた参謀本部。プロイセン時代から近代にいたるまで、参謀本部の成立から、支配の時代、そして崩壊まで、膨大な資料を駆使して描き出した、真実のドキュメント。今、秘密のベールがはがされる。

感想・レビュー・書評

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  •  ナポレオン戦争以前からのドイツの事情から掘り起こしシャルンホルストやグナイゼナウの理想から、ヒンデンブルクとルーデンドルフによる参謀本部独裁的体制による第一次世界大戦終結までを、完結で読みやすい文体で必要十分な情報を補完しつつ描いている。下巻はいよいよ第二次世界大戦の終結を持って栄光のドイツ参謀本部の滅亡までが描かれる。続いて読む予定だが楽しみである。

  • 時系列は18世紀に始まる本なのに、フォン・ブロニコフスキーとかマントイフェルとか、第二次大戦の本を読んでるんじゃないかというほど馴染みのある名前が出てきて面食らった。

    ○○(ドイツ軍の将官)はプロイセンの名門○○家出身で~

    ↑正直この手の説明にピンとこなかったのだが、登場人物を見るだけでドイツ軍の高官がいかにプロイセン系の軍人貴族の家系によって占められていたかが分かってしまった。

  • シャルンホルスト、グナイゼナウ、ボルマン、ヴァルデルゼー、モルトケ、シュリーフェン、ファルケンファイン、ルーデンドルフ。一つでもピンときたら購読を。

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