絵本 はなちゃんのみそ汁 (講談社の創作絵本)

  • 講談社
4.09
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本棚登録 : 249
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061332713

作品紹介・あらすじ

原作『はなちゃんのみそ汁』が、2015年12月、映画化決定。出演/広末涼子、滝藤賢一
主演の広末涼子さんも感動!
「小さなきみから大人のあなたまで、みんなみ~んなこの本を手にとってみて下さい。心がすーっと落ち着いて、大切なものを教えてくれる、そんな本。本当のお話だからこその痛みと優しさが、ここにあります。きっとおみそ汁が作りたくなる! “生きる”を教わる絵本です。」

はなちゃんは、日本一、早起きな小学生なんじゃないかな?

起きたら真っ先に向かうのは台所。パパといっしょに朝ごはんをつくるんだ。

昆布と自分でけずったかつおぶしでおだしをとって、豆腐を切って、おみそをといて……。

食卓について「いただきます」のその前に、ママの写真に向かって手を合わせて、こう言うんだ。

「ママ、パパとはなは、もう だいじょうぶだよ!」

がんで、残り少ない命を覚悟した母親が、5歳の幼き娘に伝えたのは、ひとりでも生きていけるための力! ベストセラーとなった原作『はなちゃんのみそ汁』(文藝春秋)。24時間テレビでもドラマ化された感動の実話が、親から子へと読み継がれる絵本になりました。はなちゃんのみそ汁レシピつきです!

感想・レビュー・書評

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  • 癌で、余命を知った母親が、5歳の娘に生きて行く術を教えて逝く。実話の絵本化。
    母親が亡くなった後、娘は教えもらったみそ汁を毎朝、出汁から作り続ける。
    初めて、この話を知った時、余命をかけた母親、支えた父親、全てを受け継いだ娘さん、本当に感動してしまった。
    長く読まれて欲しい。

  • 子を持つ親なら涙が出る絵本。育児は大変だけど、もう少し子どもたちに優しくしようと思いました。
    〇小学校低学年~

  • 涙なしでは読めません。

    あの「はなちゃんのみそ汁」の絵本。
    朝5時に起きて、おだしをこんぶからとるなんて頭があがりません。

    自分が亡きあとも、お父さんとはなちゃんが、生きていくために、幼いはなちゃんに家事を教えるお母さんの愛情に涙が止まらなくなります。
    逆に、この絵本で涙が止まらなくなるので、お父さんが書かれた方を読める自信がありません。

  • 2022/1/19
    明日香の診療所で読んだ。

  • はなちゃんは毎朝5時に起きてお味噌汁を作ります

    お出汁もちゃんと昆布と鰹節でとってるの
    鰹節もお父さんと一緒に削るよ
    朝ごはんを食べる前にお母さんの写真とお話
    お母さんははなちゃんが5歳の時に癌で亡くなってしまったから
    お母さんは亡くなる前に、お味噌汁の作り方や色々な家事を教えてくれました
    お話だけだと読み聞かせ時間は8分弱です

    最後にはお味噌汁の作り方や
    お父さんとはなちゃんのコメントもあります

  • けんぶち絵本の里大賞受賞作
    絵…★3
    文…★3
    テーマ…★5

    テーマが勝っている印象。読者としての子どもという視点は抜けていないか?
    絵は、パステル調?若干人物がマンガっぽい。
    文は、原作があるようなのでそれをそのまま持ってきたのかな。
    母親を亡くした少女が、生前の母にならったとおりにおだしを引いて毎朝お味噌汁を炊く、という光景は美しい。母の思いを継いで、毎日規則正しく健やかに暮らしている少女と父親の様子は、女性だったら感じ入るものは多いと思う。話自体は感動的である。
    けど、なんのためにこの物語を絵本にするのか。だれに向けた話なのか、よくわからなかった。大人の自己満足にも思えてしまう。

  • かつおぶしから!!

    感動して泣いた

  •  

  • 自分にも一歳の娘がいるので、はなちゃんのおかあさんの気持ちがよくわかります。自分がいなくなっても娘がひとりでおみそ汁が作れるように、掃除や洗濯ができるように。五歳のこどもがそれをするのはたいへんなことのように思うけど、おかあさんの真剣な気持ちが伝わったんだろうなと思います。

  • お母さんの想いに涙せずにはいられない。

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著者プロフィール

【原作】安武信吾・千恵・はな
安武信吾さんは1963年、福岡県生まれ。大学を卒業後、西日本新聞社に入社し、千恵さんと出逢って交際を始めるが、千恵さんから乳がんの告知を受けたことを打ち明けられる。その後、彼女と結婚を約束。それに勇気づけられた千恵さんは手術を受けることを決意した。結婚後、千恵さんは、がんが再発する危険性が高まることを覚悟したうえで出産を決意し、 はなちゃんが生まれる。がんは肺に転移し、はなちゃんが5歳のとき、千恵さんは33歳という若さで逝去。現在、信吾さんとはなちゃんは、父娘ふたりで福岡で暮らしている。

「2015年 『絵本 はなちゃんのみそ汁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安武信吾・千恵・はなの作品

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