名探偵なんか怖くない (講談社文庫 に 1-2)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 132
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061360785

感想・レビュー・書評

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  • ★★☆ 世界の名探偵の競演!
     
    三億円事件を再現した推理ゲームに、
    往年のクィーン、ポアロ、メグレ、明智が能力を競い合う☆彡
    ミステリ好きとしては、読むしかないでしょ?!(o^-‘b)
    設定だけ読むとパロディっぽいけど、そうじゃなくて、
    人物描写もしっかりしてるし、ちゃんとミステリだった♪

    西村さんはトラベルミステリのイメージがあるし、そこまでハマったりしてはいないんだけど、
    これは普通のミステリで面白かった('▽'*)♪
    しかも綾辻行人さんとの特別対談も収録!お得な一冊です♪♪

    (2007.10メモ→2010.04ブクログ)

  • 四人の探偵の個性。ミステリーの暗黙の了解、一種の限られた空間の中でのみ展開される事件についての軽い皮肉。
    三十年近く前の作品なので古さは否めませんが、西村京太郎の代表作の一つだと思います。
    クイーン、メグレ、ポアロ、明智これらの作品をそれぞれ一つは読んでからこの作品を読むことをお勧めします。

  • obtnd

  • 世界の名探偵…
    「明智」「メグレ」「ポワロ」「クイーン」が集う名探偵シリーズ1巻。
    三億円事件の謎に迫る?
    ≪評価≫
    インパクト─B
    本の厚さ─C
    登場人物の濃さ─B
    共感度─C
    読後の成長性─C
    話のスケール─B
    笑い─C
    暖かさ─C

  • 明智にポアロ、メグレにクイーン。かつての名探偵が一同に介して3億円事件を解決?

  • なるほど、今は引退した名探偵が一同に集う、というだけでも面白い。各々の探偵も、それらしく描かれている。ただメグレ警部ものだけは実は読んだことはないのだけど。1970年の作品なので、時代が古いと感じるのは否めないが、細かな手がかり、意外な真相、皮肉屋の名探偵と本格が味わえる。ちょっと真相を捻りすぎていて、分かりにくい気はするが。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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