- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061385139
作品紹介・あらすじ
「上司が自分のことをわかってくれない」「やりたい仕事ができない」「まわりがバカばっかでやってられない」とお嘆きのあなた。ひょっとしたらあなたは、根本的に勘違いをしているのかもしれませんよ。会社の上司や先輩、もとい"じじい"たちのことを非難しても、何も生まれません。事実、ものごとの決定権は彼らが握っているし、仕事で関わる人間は圧倒的に年上が多いはずです。そして、じじいは反省もしなければ、あなたを「理解してくれる」こともありません。であるなら、彼らにどう取り入るか、いや「どうかわいがられるか」を考えた方が生産的ですよね。じじいの"ツボ"を押しまくって、こっそり自分の思うがままに活用しちゃいましょう。
感想・レビュー・書評
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職場の偉い人から貰った本。大人になかなかなれない自分を見かねてくれたんだと思います。笑 じじいをカテゴリー化して対処方法をまとめている。人はそれぞれ多様なのでどこまであてはまるかは目の前の人を見ないと見えない(見ても見えない部分ももちろんある)そのため、娯楽として楽しみました。
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根本、この作者にはじじいに対する愛がある。広い懐ろでじじいを受け止め、これまた広い手のひらでじじいを転がしている。
まず、愛を持とう。
毛嫌いしていては、分かるものも分からなくなる。 -
リテラシーってそもそもどうゆう意味なんだっけ、と検索したら引っかかった本。
わかっちゃいるけどねえ…なかなかムツカシイ。 -
それぞれの上司をキャラクター化して説明し、対処法などが書かれている。イメージがしやすく、具体例など様々な内容が書かれ、改めて参考になった一冊である。
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年配の方への対処術が書かれています。オレオレ、うんちく、ごますりなど5種類(+1)のじじいが登場。「じじい」と過激な言葉を使っていますが、侮蔑のような意味ではなく、文章はあくまで対等に人として見ている印象です。著者自身、若い頃に年配上司とのいざこざで退社した過去があるらしく、失敗経験を基に書かれた本となっています。ここで書かれている対処術はじじいに対して使えるだけでなく、老若男女にかかわらず「じじい」のような特徴を持っている人に対して使えそうです。
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ゴマすり系の人間関係の新書。内容的にはよくある話なので、可もなく不可もなくだが、イラストの面白さと、”じじい”をキャラ化して切り分けた結果は少し面白かった。そういう意味では、新書としてオーソドックスな新書なのだろうか。
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”じじいリテラシー ”葉石かおり著 星海社新書(2012/02発売)
・・・とっつきにくい上司とのつきあい方・利用法をタイプ別に説明。
当たり前、と言えば当たり前のことが多いのですが、その当たり前が案外できていないことを自覚させられました。
タイトルに”じじい”とありますが、中年・同年代でも十分に当てはまる事例も多かったです。 -
会社での人間関係に悩み,少しでもヒントになればと思ったけど,ほとんどネタだった.とはいえ,ネタで一蹴してもいけないと,一歩引いた目で受け止める必要もあるのも事実.
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<特に印象に残ったこと>
人の口を返して褒める
「でも」「だって」「逆に」は禁句
サシ飲みの大きな目的はオレオレじじいへの忠誠心、そして、「服従してますよ」という態度をみせること
殺し文句は教えてください
「8の共感・2の質問」で、じじいの話を流す
人の信頼を勝ち取る手土産術
「キレる」「無視する」ではリテラシーが足りません
「じじいを変える」のではなく「自分が変わる」
感性ではなく数字で訴える
あきらめない行動
いつも直な心で応じる
損得勘定で動かない
「ありがとう」は必ず2回言う
デカい「夢」を語る
逆鱗スポット -
会社のクソじじい操縦術
オレオレじじい、うんちくじじい、肉食じじい、茶坊主じじい、9時5時じじい、耕作じじい。。。
日本の会社はもちろん、政界、財界、芸能界。世界はじじいで回っている。仕事をうまく運ぶには決定権を持っているじじいを制することが一番大事という。さすが、元祖「おひとりさま」。でもよく書いたなぁ~。