「あたりまえ」からはじめなさい (星海社新書)

著者 :
  • 星海社
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061385214

感想・レビュー・書評

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  • 【内容】成功する人は僕らとどこが違うのだろうか?頭がいいのだろうか?特別なスキルやノウハウを身につけているのだろうか?そうではない。成功する人は「多くの人が見落としがちなあたりまえのこと」を誰よりもきちんとやっているだけなのだ。きっと君はバカにするだろう。「あいさつをしましょう」「ありがとうと言いましょう」「時間を守りましょう」。ところが不思議なことに、大人のなるとほとんどの人はそれができていないのだ。英語の勉強の前に、きちんとあいさつをしよう。ロジカルシンキングを学ぶ前に、口約束を守ろう。世界平和を熱く語る前に、今隣にいる人を笑わせよう。断言してもいい。あたまえのことを、あたりまえにできるようになるだけで君は突出できるのだ。 (「BOOK」データベースより)

    【感想】この本に書かれているのは「あたりまえ」のこと。でも「あたりまえ」なんだけど、なかなかできないこと。そんなシンプルな教えが50個綴られている。全体として、あたりまえに感謝するという教えが根底にある気がした。では、印象に残ったものを以下に記す。

    11「目の前に人がいるときは携帯に出ない」
    時間は命の断片だ。相手の時間を奪うことは、相手の生命を、無視しているということ。目の前の人を大切にすることは、成功するための最低条件だ。
    31「仕事は学生時代のテストとは違うことに気づく」
    学生時代は100点を取っていれば良かった。しかし社会人が評価されるのは101点からだ、ということに早く気づこう。早く100点満点のテストから卒業することだ。
    32「情報には価値がなくなってきたことに気づく」
    情報が価値ある時代はいずれ幕を下ろす。特に「…らしい」などという2次情報には価値がなくなる。情報に小さじ一杯の汗を入れて知恵にすることだ。ただの情報をあなたの経験で知恵にすることで人とお金が殺到するだろう。
    33「目が冴える勉強をする」
    世間体のための勉強は眠くなるが、自分のための勉強は目が冴える。眠くなるのはあなたの遺伝子が「その勉強は間違っている」と騒いでいるのだ。眠かったのに目が冴えてくる勉強をしよう。
    39「人に会う前に十分な準備をする」
    勉強もせずに人にゼロから話を聞くのは間違っている。「素人目線で伺います」というのも逃げだ。十分な準備をした上で教えを乞いに行こう。
    43「人生を楽しむ」
    毎朝、遠足当日のような気分で目を覚まそう。もし目覚めるのが苦痛ならワクワクしながら目を覚ますにはどうすればいいかを考えよう。
    44「自分を好きになる」
    成功者たちは成功できたから自分を好きになったわけではない。もともと自分のことが好きでたまらなかったから、好きな自分をより一層輝かせるために果敢に挑戦しただけなのだ。まず、自分に惚れよう。

  • 20121227

  • 普段感謝しているつもりでもできていないこと。
    確かにそうだな!という”なるほど!”が連発の本。

    ここぞというときに気になる部分を読むとよさそう!

  • ありがとう・ごめんなさいという、自分を好きになる等々、あたりまえから始めること、いや再認識、即実行することの重要性を説く良書。相変わらず、心に響くよな。

    【2】締め切りを守る
    【10】約束を守る
    11.時間は命の断片だ
    32.情報を経験で知恵にする
    【37】なるほどと言う
    43.起こった結果だけが唯一、事実なのだ
    【49】あたりまえのことは1つもないと気づく
    【50】すぐ動く

  • この著者の本は、あからさまな自己啓発系が多いと思うのだけど、その割にはけっこう好きです。
    本書についても、ストレートで、字数も少なくすぐ読めるのに確かにそうやんなあ、と思わされることが多い。
    内容をまず読んで、目次に改めてパラパラっと目を通すだけでもかなり整理されていいと思う。
    ほとんどその通りで、大事やと思う。結局、人間として誠実に、相手を尊敬し、嘘はつかず、約束は守る、など、そういうことが本当に人間力として求められるのでしょう。また読みたいです。

  • なるほど、確かに。と頷いて読める。今までの人生を振替って気付かされる部分もあったし、頭の隅に留めておこうと思えることも沢山あった。くよくよ悩んでいた答えもあったし、やっぱり間違ってなかったんだと思わせてくれる記述もあった。

  • 詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=9252

  • 人生も仕事も楽しまなきゃもったいなさすぎ。あたりまえのことに感謝し、謙虚な心を忘れまい。もっと自分を好きになって自分の人生、色々あるだろうが、熱意と自信を持ってエンジョイしよう!

  • あたりまえだけど読まなきゃあたりまえって気がつけない事がたくさんあった。
    そんなことわかってる!って言う人ほど読むといいかも。

    やるかやらないかは、あとはもう自分の問題。
    でもあたりまえかどうかを知ってるか知らないかでは、大きな差だなと思った。
    もっとあたりまえに感謝して、遅刻しない、朝スッキリわくわく気分で起きられる人になるぞ!と思った!

  • 大人になると子供のころいわれた「あたりまえ」のことができなくなっている。
    そんな人生を変えるための「あたりまえ」を職場、人間関係、お金、勉強と情報、人生のカテゴリーでまとめた著。

    実践しようと思った項目
    •見抜く=悪意。人を見抜くのではなくいいところを見よう。
    •口数が少なく口にした約束を必ず守る→信頼
    •好き放題意見を言うが、決まった方針には忠実に従う
    •長居は自分の市場価値を下げる
    •大好きな作家と毎日コミュニケーションをとる
    ・お金は本当に欲しいものだけに使おう。
    ・100点満点は相手の期待通りのサービスをしたにすぎない。101点からが社会人の評価対象
    ・情報はますます入手しやすくなる→自分の経験を足して知恵にしよう。
    ・明日、今朝よりワクワクしながら目を覚ますためには今、どう生きればいいか。
    ・あたりまえのことなど一つもない。この世のあらゆる問題は感謝を忘れていることから発生している。
    絶体絶命のピンチに陥ったら「今、生きている証拠だよな。」と感謝してみよう。
    ・今日から動こうではなく「今、この瞬間から」動く

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著者プロフィール

愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。著書は本書で180冊目。音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」、完全書き下ろしPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」も好評を博している。

「2024年 『29歳までに知っておきたかった100の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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