NOeSIS 嘘を吐いた記憶の物語 3 (星海社FICTIONS)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 21
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061388888

作品紹介・あらすじ

鹿倉時雨の幼なじみである千代田こよみは五年前、両親を失った。
時が流れ、平穏な学園生活を過ごしていた時雨とこよみは、生徒会長である一夜先輩が死者との婚姻――“冥婚”を行うことを知る。 この望まれぬ契りを防ぐため奮闘する時雨だったが、突如として呼び起こされてしまったこよみの恐るべき“心の闇”が彼に襲いかかる――!
ゲームとは異なるオリジナル展開で贈る“こよみの章” ――cutlass自ら完全改稿のうえ書籍化、第三弾!!

感想・レビュー・書評

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  • 原作ゲームというか、アプリは攻略済みで、そちらのファンでもあることは明言しておきます。
    なので、星評価は甘めにして★4にしました。甘め判定であることと、原作知らないことを前提とした評価だということも合わせて明言します。
    ついでに言うと、レビュー自体は辛口にしています。
    ただ、好みの問題でもありますからね。感じ方は人それぞれ。

    まず3巻の時間軸がいつなのかが最初分かりませんでした。
    2巻から時間軸が巻き戻って、時雨たちが1年の春休み、というのが読んでいけば分かることですが、私は読んでいて最初、なんで3年の一夜先輩が春休みに学校にいるんだ、と戸惑いました。
    また、作中に出てくる冥婚絡み件は解決したのかよく分かりませんでした。書籍版の追加要素ということで、原作にあった設定ほど練りこまれていないのかな、という印象。
    というか、冥婚自体がそもそも必要だったのか、というのも個人的にはいまいち…。なんというか、舞台を学校という範囲から時雨達の住む街全体に広がったのもあり、なんというか風呂敷広げすぎたんじゃないのかな、というのをちょっぴりと思いました。
    変に脚色しなくても良かったんじゃないだろうか…とかとか。
    また全体を通して語られる薀蓄とかは、正直目が泳ぎます。理解しなくても困らないし…。

    ストーリーとしてはまぁ、面白いかな、とは思います。が、果たして1500円近いお金を出してまで読む価値が有るかというと、私は正直そこまでおすすめは出来ません。
    原作好きなら良いかと思いますが、全く知らない人にこのシリーズオススメだよ、とは言えません。

  • 鹿倉時雨の幼なじみである千代田こよみは五年前、両親を失った。
    時が流れ、平穏な学園生活を過ごしていた時雨とこよみは、生徒会長である一夜先輩が死者との婚姻――“冥婚”を行うことを知る。 この望まれぬ契りを防ぐため奮闘する時雨だったが、突如として呼び起こされてしまったこよみの恐るべき“心の闇”が彼に襲いかかる――!
    ゲームとは異なるオリジナル展開で贈る“こよみの章” ――cutlass自ら完全改稿のうえ書籍化、第三弾!!

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