- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061484238
作品紹介・あらすじ
映画に出演することになった亜衣、真衣、美衣は、映画スタッフやおまけの夢水名(迷)探偵と、鬼伝説のある総生島へロケにやってきた。やがて、つぎからつぎへと奇怪な出来事がおこり、そのたびに不気味なメッセージがのこされる。ほんとうに伝説の鬼がよみがえったのか……?名探偵夢水清志郎事件ノート第3作。
感想・レビュー・書評
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あとがきがとっても好きです!
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大好きな作家さんの一冊。子供から大人までが楽しめるシリーズである。最後にはみんながハッピーで終わるところが好きだ。しかし、本当の事件の真相を知っているのは、夢水清志郎だけなのである。
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「クローズド・サークル」ミステリの、パロディに振り切っている。遠く小学生時代に読んだきりの再読だが、思えば(もしかして)わたしが読んだ最初の館モノ・孤島モノの推理小説なのかもしれない。
のちの読書傾向を思うと、本当に夢水清志郎様々ですね(同じことを思っている同志、多いんじゃないかと思います) -
夢水シリーズ第三弾は山や人がいなくなり、また復活する壮大なストーリー。それは万能財団の映画撮影によるトリックだったが、その裏側にも隠されたもう一つのストーリーがあった。教授だけがそのトリックに気付き、誰にも明かされなかった裏の裏を描いたストーリーだった。
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はやみねかおるの作品は本当に好き。子供向けの小説であっても、大人もスッと物語に入りこんで読める。
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最後の犯人が使ったトリックが凄かった。
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こんなミステリ愛が強い人の作品
是非とも観てみたいな〜と思った!
豪快なトリック好き!
しれっと中村青司出てきて草 -
亜衣、真衣、美衣と教授は、総生島へ映画のロケに行くことになります。
総生島で、『とざされた空間』モノの推理小説の代表的なパターンである“館”“雪”“島”の三つが揃います。そして、総生島には、鬼の伝説がありました。
推理小説のワクワクする要素が詰まっています。
総生島では、山と人と館と島という消えるはずのないものが消えてしまいます。トラックは、私でも何となく想像できるものでしたが、やはり教授は私より一回りも二回りも上の謎解きをしていて、さすがだなと思いました。最後には、驚きの真相がありました。 -
夢水清志郎事件ノートシリーズ第3弾
映画撮影のロケ地である島で事件が起きます。
映画撮影の内容と、事件の境目がわかりにくかった。
第一弾、第二弾よりフィクション要素が強く、面白さに欠けた。
最後まで読むと事件の本当の意味が分かります。