若おかみは小学生! 花の湯温泉ストーリー(1) (講談社青い鳥文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061486133

感想・レビュー・書評

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  • 中学生の頃自分のお小遣いで買っていました。
    最近映画になったりと話題になりうれしいです。

  • あかねと言う男の子が、おっこに声をかけて、友達の様に仲が良くなり、おっことあかねがプリンを一緒に作っていました。どうやったら、美味しくなるかどうやったら味が変わるか、一生懸命考え続けて、ハッとしてこのプリンにしようとしたのが、ゴマプリンでした。神田香水先生と神田あかねにプリンを食べさせる時間が、あって暖かい内にお召し上がり下さい。おっこが、言いました。美味しそうなプリンだなぁと、思いました。本当に、面白い

  • 映画でみてめっちゃくちゃに泣いたので読みました。
    映画と比べて巻数を重ねる分、ひとつひとつのエピソードが掘り下げられているのが良かった。映像ではあんなに大人びて見えたおっこちゃんが、考えなしに行動して怒られたりちゃんと子どもとして怒られたり失敗したり、でもちゃんと甘やかされるところが見られるのにすごく安心感がありました。

  • 文句なし、非の打ちどころなしの物語!
    小さな謎が解けて、一つの目標を達成し、そして続きが気になってしかたないから星5つです。

    児童文学というのは、時として
    『世界とはこうあるべき、子どもとはこうあるべき、正しさとはこういうものだ』
    という作者の無自覚規範が押し付けられてきます。
    その無自覚規範に同意できればいいが、同意しかねる場合はどうするか。

    本を途中から飛ばし読みし、話の筋は追って情報を入れるが、文体やら感情的なあれこれやら作者のモラル語りは全部すっ飛ばします。

    そういう事にならない本で良かった。

  • 思うところあって児童書を読み始めて、記念すべき第一作目。両親を事故で亡くした小学生ヒロインが、温泉旅館をやっている祖母の家に引き取られ、そこで幽霊にであったり女将さん修業を始めたり、、、というわけで、初めて読むには非常に良い児童書に当たったと思います。このあといろいろ読むわけですが、ワタシの児童書の基準になったかもしれません。

  • さいしょは、秋野真月はそんなに好きなタイプじゃないと思いましたがおっこが、火傷したとき、助けを呼んだ時、一気に思っていたことが変わりました。

  • 存在はずっと知っていて、読もうと思いつつそのままになっていたのだけど、映画化を機に読んでみました。おもしろい。すごーくするする読めるし、ゆうれいのウリ坊がちょっと意外な味をそえてていい。おっこ、まっすぐだなー。ちょっとまっすぐすぎる感じもするんだけど、いやみがなくて明るくて、読んでいるとどんどん巻き込まれていくのが快感。つづきも読みます。

  • シリーズ第一作。小6のおっこは、おばあちゃんの旅館に引っ越してくる。ユーレイのウリ坊とともに、若おかみを目指して修行することに。するする読めるし甘すぎなくて好み。

  • ・おっこが若おかみになって、成長していくところがオススメです。
    ・主人公のおっこが、若おかみとして修業中のなか、いきおいでお客にはむかったりして、毎日たいへんなところがポイントです。
    ・おっこがおばあちゃんといっしょにきりもりしていくお話です。
    ・おっこがいろいろなハプニングをのりこえるところがオススメです。
    ・6年生関おり子(おっこ)は交通事故で両親を亡くし、祖母の春の屋に引き取られる。そこに住みつくユーレイ少年・ウリ坊や同級生のライバル旅館のあととりの真月らと知り合ったおっこは、春の屋の若おかみ修行をはじめることに。
    ・おっこが、ゆうれいとお話できたり、魔界へ行ったりするところがおもしろいです。
    ・両親を事故で亡くしたおっこが、春の屋旅館で若おかみをして、いろいろなお客さんに合わせたおもてなしをするところがおすすめです。
    ・主人公のおっこがドタバタしながらも、若おかみのしごとをがんばっている所を見ていると、自分も元気づけられます。だからおすすめです。ぜひ、よんでみてください。
    ・この本の中の主人公の若おかみは仕事を続けていくうちに仕事が好きになっていきます。次々に出てくる大変なお客様を満足させようとする若おかみを見るのが好きで、気に入りました。
    ・若おかみのおっこが旅館の仕事をして、おかみのおばあちゃんを助けている話です。そのおっこは、ユーレイや魔物が見えて…いろんなお客さんを接待しているおっこがとても面白い。
    ・この本は、おっこという人が春の屋という温泉を受け継いで、おっこが修行をがんばっていたというお話です。この本を読んで、おっこみたいにつらくても頑張ろうという気持ちになりました。
    ・事こで両親を亡くした小学6年生の「おっこ」という女の子。「おっこ」は、おばあちゃんのりょ館の若おかみになろうとがんばります。私は、「おっこ」が若おかみになるという決心をしたところが、自分もがんばろうと思えて大好きになりました。

  • 小学生の若おかみが奮闘する姿が可愛いです。
    続きものなのでいっぱい読みたいです。

著者プロフィール

大阪府生まれ。嵯峨美術短期大学卒業。講談社児童文学新人賞に応募した作品で注目され、作家デビュー。おもな作品に「若おかみは小学生!」シリーズ、『パンプキン! 模擬原爆の夏』『長浜高校水族館部!』『よみがえれ、マンモス! 近畿大学マンモス復活プロジェクト』(以上、講談社)、『妖怪コンビニで、バイトはじめました。』(あすなろ書房)、『クルミ先生とまちがえたくないわたし』(ポプラ社)などがある。「若おかみは小学生!」は2018年にテレビアニメ化、劇場版アニメ化され、大きな話題となる。

「2022年 『病院図書館の青と空』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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