パスワード菩薩崎決戦 -パソコン通信探偵団事件ノート(16)- (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2005年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061486799
作品紹介・あらすじ
血だるま女王?うとうと団?強敵出現に、電子探偵団大ピンチ!!
野原たまみから、主演ドラマのストーリー作りをたのまれたマコトたち電子探偵団の5人。それぞれが自分の得意分野をいかして個性的なストーリーを作るが、採用されるのはだれの作品なのか? そんなとき、たまみに「血だるま女王」から脅迫状が届いた。飛鳥が犯人さがしにのりだす。一方、街では、「うとうと団」によって郵便ポストが黒塗りされるという怪事件が発生。ふたつの事件には関連があるのか!?
感想・レビュー・書評
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4-06-148679-9 341p 2005・3・5 1刷
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作られたときには、左右対称だったとしても、時間の経過とともに左右対称は崩れていく。
いつまでも同じではいられない。
古くない?
この感覚。ただの親父ギャク小説になってない?
キャラの設定も、性格も、昭和じゃない?
大丈夫なの?これを今の子たち読んで面白いの?
なんだかすごく独りよがりな小説に思えるのだけど、本当にこれ人気なの?
学校図書館でもおなじみのシリーズなのですが、ちゃんと読んだのはこれが初めてです。仕事中、ちらちら読みならしてたのですが、1冊ちゃんと読んだことはなかった。
そこで感じたのは、古いんじゃないの?という感覚でした。
子供たち、これをどう読んでるのだろう。人気の理由は何だろう。分からなくなってきました。 -
今回は、ノハラの主演ドラマのストーリーを考えるというところから物語が始まります。あとがきにもありますが、ノハラにからませて飛鳥が物語の中心になっていきます。
事件は大きく2つ。左右対称が嫌いな「うとうと団」と、ノハラをねらう「血だる女王」。偶然にも、菩薩崎の双子観音が現場となるため、最後は一同が介して…。
複数のストーリーが最後に重なってというのは、このパスワードシリーズお得意なところ。以前は、単純にドラマチックな展開をねらっているのかと思っていましたが、これって、小中学生でも事件の真相が推理できるように、ヒントをたくさん出すための手法なのかなあと、今回読んでいて感じました。あるいは、登場人物が多いので、それぞれを活躍させるための工夫とも言えるかも。
ともかく、最後はみずきの“足”が、危機一髪、危険を回避するのでありました。
そうそう、マコトとみずきの間に、新たなる恋のライバル、郷田先輩登場(笑)。これから始まる中学校生活が楽しみです。 -
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野原たまみ主演のドラマを作り、出演することになった電子探偵団の面々。
そんなとき、たまみに血だるま女王から脅迫状が届く。
一方、町は「うとうと団」の怪事件に騒然!?
二つの事件を結ぶ糸はあるのか? シリーズ16弾。 -
2010/04/01読了
パスワードシリーズ!懐かしい。
昔から変わらないから、小学生のときのままの気持ちで読める。
あのころは本当に楽しかったなあ…。
登場人物も中学生になってしまって、そこは少し寂しいところもあるけれど、謎と推理のクオリティは変わらず。
まこととみずき、何年うじうじしてるんだか…(笑) -
パスワードシリーズ第16作。
今回は、野原たまみと飛鳥が主役級の話。
たまみの新作ドラマのアイディアを電子探偵団のメンバーで提案し、そのロケ現場の菩薩崎の双子観音が事件現場。
マコトとみずきの岬巡りデートやダイとまどかのスィーツ食べ放題デートも良い雰囲気でした。
犯人の動機はちょっと浅いですが、レイが珍しく空振りしているのも目新しく、謎解きはなかなか面白かったです。
全体的にギャグ推理が多くて、それも目新しいかも。 -
まんぞkU!
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いやぁ、児童書なんですけど面白いですよー。
まず探偵団ってのが私の興味をひきますね(笑)
次々と謎(?)が出てきて飽きさせません。探偵団の皆の推理合戦とかも読んでて面白いです。
あとは…マコトとみずきの関係なぁ…。進展が…遅いっていうか。でもそんなほのぼのしたところもまたいいんです。