ブルゴーニュ家 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061493148

作品紹介・あらすじ

ヴァロワ家フランスとハプスブルク家ドイツの間に台頭する新勢力ブルゴーニュ家。中世の金色の風景の中に一つの国家を構想した侯家四代の盛衰を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 前にも読んだ非常に読みづらい文章を書く作者だった。同時に購入したのは不覚
    癖がある文章、文章構成のため、頭に内容が残らない。
    時間の無駄とまではいわないけど、それに近いかな
    この筆者は二度と買わない

  • [ 内容 ]
    ヴァロワ家フランスとハプスブルク家ドイツの間に台頭する新勢力ブルゴーニュ家。
    中世の金色の風景の中に一つの国家を構想した侯家四代の盛衰を描く。

    [ 目次 ]
    1 ガンの祭壇画
    2 1420年代、三すくみのフランス
    3 アラスで綱引き
    4 おひとよしはネーデルランドの君主
    5 王家と侯家の通貨戦争
    6 ブルゴーニュもの、フランスもの
    7 もうひとつのブルゴーニュもの、フランスもの
    8 金羊毛騎士団
    9 むこうみずの相続
    10 垂髪の女たちのブルゴーニュ侯家
    11 ねらいはロタールの王国か
    12 シャルルが帰ってきたとき払い

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    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ブルゴーニュ家はもともとフランス王家(カペー朝とヴァロア朝)からそれぞれ派生した一公国に過ぎませんでした。この本の中心になっているのはヴァロワ朝から派生した公国のほうで、この公国は4代に渡って結婚政策などにより領土を拡大し、元来の領土であるブルゴーニュ地方をはじめ、当時の経済の中心地フランドル地方などのネーデルラント(現在のオランダ・ベルギー)・ドイツの一部など獲得し、フランス王国と神聖ローマ帝国(現在のドイツ)の間に一大勢力を築きました。この公国はのちにヨーロッパ最大の名門になるハプスブルク家の基礎となっていきます。江村洋氏の『ハプスブルク家』とあわせて読んでみるととても面白い分野だと思うのですが、最大の難点はこの本は初心者にちっとも優しくない上に、文章にかなりの癖がありすぎていまいち読みづらいことでしょうか。

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著者プロフィール

「資料を、書かれた時代的文脈において読む」姿勢を貫いた、ヨーロッパ中世史学の泰斗。ヴィヨン遺言詩注釈に没頭し、日本の中世歌謡も愛読した。学習院大学名誉教授。

「2022年 『日本の中世の秋の歌『閑吟集』を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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