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- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061493827
作品紹介・あらすじ
近代日本の先覚者とされながら毀誉褒貶半ばする思想家の本質とは。「文明」「独立」等をめぐる言説を読み解き、日本思想史に新たな枠組を提示する。
感想・レビュー・書評
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経済思想の観点から新しく解釈しようとする試みで、A・スミス、シュンペーター、ハイエク等との類似性を指摘。こういう観点で福澤を語るの聞いたことがなかったので新鮮だった。
概して保守の立場からの福澤観ではあるのだが、抑制の効いた記述で説得力がある。最後の「人生蛆虫説」の解説は印象的で、「歴史が現在に奉仕する」は名言。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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