投球論 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061494602

作品紹介・あらすじ

巨人、広島で18年投げ続けた左腕による渾身の野球論。投手と打者の間には何があるのか。

感想・レビュー・書評

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  • ダルビッシュ
    岩隈
    涌井

    を例にあげるまでもなく、現代のエースはいわば『日本車』。
    打たせる時は打たせ、決めるときは三振を狙う。
    極力コントロール重視。
    持てる技術の結晶をもって、状況に応じるピッチング。


    あ?しらねーよ

    ボールは何球使ってもいいんだろ?0点に抑えりゃさ。
    三振じゃなかったら抑えた気がしない。
    困ったら内角にストレートだぼけ!


    ガソリンまき散らして、騒音撒き散らして、周りにちっともやさしくねー。

    だがそんな『アメリカ車』に憧れる人間も、少なくはないはずである。

  • 広島から巨人に移籍し、数年前に引退した川口投手の主張。一匹狼の投手、打者との駆け引き(特に落合との1球毎の配球の妙)、捕手とのこれも駆け引き?(特に達川との喧嘩から阿吽の呼吸になるまで)、巨人と広島の違い。読み物としては軽く読めて、ふーんと思わされる、話題づくりになる本です。

  • 「ひとつ壊れた先に次のステップがある」 まさにカープ的思考。素敵。

  • 元広島の川口和久の投手論。現役時代のイメージに反して、川口ってこんなに理論家だったかな?と思い出しながら読みました。自身の体験を意外と冷静に分析していますので、一般的に投手がどういう哲学や思想を持った生き物なのかがよく分かって、それなりに楽しめました。
    特に達川との逸話は、お互いの性格が滲み出てて面白かったですね。

  • [ 内容 ]
    巨人、広島で18年投げ続けた左腕による渾身の野球論。
    投手と打者の間には何があるのか。

    [ 目次 ]
    第1章 投手とは何か
    第2章 右の強打者・左の強打者
    第3章 先発とリリーフ
    第4章 巨人と広島―両極端のプロ野球チーム
    第5章 無礼なピッチャーとして

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 時折いらっとさせられながらも、
    ある意味
    「プロ野球選手!」
    といった感じがして
    わたしの中の左腕エースは
    なんだかんだいいつつこの人なんだと
    思い知らされました。
    あは。

  • 元読売巨人軍、川口和久さんの語る投球論。「ノーサイン・ピッチング」の話は、コミュニケーションの勉強にもなりました。

  • 広島カープ⇒FA 読売ジャイアンツ で先発・抑えを経験した左腕!川口投手による投球論です。

    プロの先発と抑えの違いやキャッチャーについてなどが紹介されています。

    広島時代の達川捕手とのノーサイン・ピッチングの逸話はおどろきです!

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著者プロフィール

川口和久(かわぐち・かずひさ)鳥取城北高からデュプロを経てドラフト1位で1981年に広島入団。86年からは6年連続2ケタ勝利。リーグ最多奪三振3回も、最多与四球も6回。95年FAで巨人移籍

「2023年 『昭和ドロップ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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