- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061496033
作品紹介・あらすじ
資料探し、スケジュール管理、レイアウトや注の表記法。誰も教えてくれない基本から始めよう。読めば必ず書ける超入門。
感想・レビュー・書評
-
本書について、レポートや論文を書くときのルールや文献検索方法などの、本当に基本的なことだけに限定して紹介することと冒頭にあります。
■レポートの基本
A4縦長用紙で、横書きが前提
余白は、上下左右30mm
ページ数は、中央下部か、右上部につける
章立て 第1部、第1章、第1節、 1,(1)
注や引用:脚注、章末、巻末
文体は、「である」体
段落:冒頭1字下げ、5,6行に1パラグラフとする
アルファベット、数字は、全て半角に
■テーマ設定
やりたいと思っていることを知っていると思うな 常識を疑え
文献をやみくもでもいいから集めろ
漠然とでもひらめいたテーマに最後までこだわれ
資料を赤鉛筆で線を引きながら読む
頭で考えるな、目と手で考えよ 資料は汚して読め
題名設定にあたって、具体的になにを主張するのか、自分自身に明確になっているかどうか。
題名がカバーする領域も広くなく、極力狭く、それだけ具体的なほうがいい
■論構成と章構成
最初に結論を述べて次にそれを論証する
序章 論文の結論を述べる 各章の要約をのべる
第1章 今いったい何が問題なのか、これまでどうだったか
第2章 これまでどういわれてきたいのか
第3章 先行批判を受けて、自分はどうそれを乗り越えるか
終章 議論を整理し、自分の主張を振り返る まとめと今後の課題
参考資料
注釈
引用・参考文献一覧
おわりに
■執筆活動の流れ
テーマの発想
テーマ情報の収集 第1回文献収集
論文素描作成1 第2回文献収集
研究ノート作成 思考のためこみ
論文素描作成2
第3回文献収集 先行研究批判
論文執筆本格化 最終文献収集
最終ステージ
論文印刷 最終的な序章の書き直し
■執筆上の8つのテクニック
・机の前に主張・章立て・執筆予定期日を書いてはる
・各章-各節ごとに何度も通して読む
・各章・各説の冒頭で課題を提示し、末尾で要約する
・文献は必ず線を引きながら読む
・指導教員を利用する
・友人を利用する
・自分で問いを出し、自分で答える
・いつも文献リストのノートやカードを携行する
■文献資料
図書
雑誌
新聞
Web資料
古書
実物資料
映像
録音
文献検索法
・イモヅル法 本をたどっていく
・二次資料検索法 文献データベースなどを使う
■よい論文をかくために
・短文単文
・修飾語を多用しない
・主語・述語の関係を明確に
■良い論文の3原則
①主張が明確
②先行研究を批判的に検討している
③具体的な例で語る
目次
はじめに 当たり前のことからはじめよう
1 書き方の約束
2 レポート作成の手順
3 卒業論文の執筆手順
4 文献・資料の集め方と整理の方法
5 よくない論文を書かないために
参考文献
おわりに
ISBN:9784061496033
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:232ページ
定価:680円(本体)
発売日:2002年04月20日詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00122205 -
[第33刷]2009年1月26日
-
誰も教えてくれない基本から始める超人門書。
当たり前のことからまずは学ぼう!
2022年11月~1月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00186884 -
上島逸子先生 おすすめ
80【その他】816.5-O
★ブックリストのコメント
「レポート・論文入門の決定版」として読まれてきたロングセラー本を大幅にアップデートし、書き換えた新版!学生の皆さんが大学に入学していちばんに戸惑うレポートの書き方についての手引きとなる本です。 -
37957
-
騾壹▲縺ヲ縺?k螟ァ蟄ヲ髯「縺ョ菫コ縺ョ繧シ繝溘ユ繝シ繝槭′縺ェ縺懆ソキ襍ー縺励※縺?k縺ョ縺九?∝渕譛ャ繧偵?後″縲阪r謾ケ繧√※蜀崎??☆繧九∋縺剰ウシ蜈・縲∬ェュ莠??
縺薙l縺ッ濶ッ縺??ゅユ繝シ繝櫁ィュ螳壹?雉?侭縺ョ髮?a譁ケ繝サ讒区?譁ケ豕輔↑縺ゥ譛ャ蠖薙↓蝓コ譛ャ縺ョ縲後″縲阪°繧芽ェャ譏弱@縺ヲ縺上l繧九??0蛻?ィ句コヲ縺ァ繧オ繝?→隱ュ繧√k邁。貎斐&繧ゅ∪縺溯憶縺励?ゅ→縺?≧縺薙→縺ァ笘??笘??笘?? -
大学1年生及び4年生必読の一冊である。レポートの書き方だけではない。とりわけ注目すべきなのは情報の整理術と文献検索法である。整理術は多少時間のかかりそうなものもある。しかし、十分参考に値する。文献検索法は非常にためになる。アナログな方法ももちろんのこと、デジタルな方法(インターネット)も記されている。
ちなみに、このレビューは本書の「よい文の三原則」を参考に書いてみました。どうでしょうか? -
2009年に、パワーポイントも取り上げた新版が出ている