- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061497009
作品紹介・あらすじ
原爆、水爆、中性子爆弾…人類を消滅し尽くす超巨大エネルギーはどのように生まれるのか?核分裂・核融合の原理から放射能の怖さまで、現代人が知っておくべき核の知識を初歩から徹底解説。
感想・レビュー・書評
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これも万人にお勧めできる本。筆者の言う通り、我々は使ってる技術の知識を正しくつけないと、恐れたり不安がったりして闇雲に否定してしまいがち。
核兵器、というタイトルだが、そもそも核エネルギーとは何か?という話が主題です。解説も非常にわかりやすく直感的に理解できる。
原子力発電にまつわる話、水爆の話は知れてよかった。核融合も実現間近だというし、知ってて損はしない話。
なんとこの本2003年執筆。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山田克哉『核兵器のしくみ』講談社現代新書 読了。核兵器や原発の仕組みが非常にわかりやすく解説されている。難解な数式や概念など相当な部分が割愛されているが、我々素人にはこの程度で充分。原子の基礎から説明され、核分裂や放射線の発生するメカニズムの概要が理解できる。核融合発電まだかな。
2011/03/26 -
震災前の本。原子力発電の仕組みや、放射性物質の概念、人体に及ぼす影響等が理解できる良書。
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難しそうな理論や専門用語を避け、とにかく読みやすくわかりやすく書かれている。原子爆弾や原子力発電所について、その仕組みを知るにはもってこいの一冊だ。
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技術系の本を読むと自分が賢くなった気がしますよね。
核兵器というものがどのような仕組みなのか気になったので読んでみました。これもなかなかわかりやすく書いてあって勉強になりました。
原爆と水爆の違いなんかはよく知らなかったので勉強になりました。だけどこれほどの破壊力を持つ兵器を作って一体どうしようってんだろう。
戦争の本を読めば読むほど戦争ってのが無駄なことだと思う。核兵器を作るくらいなら戦争が起こらないようにお金使えばいいのに。
戦争がおきたり、独裁政権になったりしたら、そこの国民がとりあえず避難できる場所とか作れないのかな?いくら独裁者でも、国民がほとんどいなくなったら滅びると思うんだけどなぁ。
頭のいい人はいろいろとかんがえているんだろうから、きっとそうはいかないんでしょうね。。。 -
山田さんの本は、判りやすいんだ。何度か、何冊か読んだことあって、頭に残ってないのは俺のせい。
特段核兵器に特化してるわけではなく、そもそも核からエネルギーを取り出すってのはどういうことというわけで、核分裂も核融合も取り上げてるし、原発にも触れている。
書かれたのが2004年だから、日本の原発は安全てのがちょっとあれだが。 -
falloutの核はやさしい核だなあ
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久しぶりに物理の勉強。当時、~崩壊とかって全く意味分からんかったけど、もちろん理系頭じゃないからって部分も大きいけど、実は教科書の説明がイマイチだったってことがあらためて分かった。こっちで読み直すと、なるほどって腑に落ちるからね。大学に入って物理専攻した人間を相手に、まだよく分かってない知識を講義するのはまだ分かるけど、高校のレベルで、よく分かってないことを教科書に載せる必要あるか?苦手意識を助長させるだけのような気がしました。って、感想とは関係なくなってるけど。
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良書。
いかめしい文体の中にもユーモアがあって、なんだか名物教授の講義を受けているみたい。
順を追って一からしてくれる説明はほんとわかりやすい。「ひょっとすると僕は化学の才能があるんじゃないか」と思ってしまうほど、多くのことを知ることができた。