年中行事覚書 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
3.40
  • (2)
  • (5)
  • (12)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 112
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061581241

作品紹介・あらすじ

日本人の労働を節づけ生活にリズムを与え、共同体内に連帯感を作り出す季節の行事。本書は、各地に散在するそれらなつかしき年中行事の数々を拾い蒐め、柳田民俗学の叡知で照らした論集である。著者の比類なき学識と直観は、固くむすぼおれた古俗・伝承の糸口を鮮やかに解きほぐし、その成り立ちや隠された意味、また相互の連関を明らかにしていく。芳醇な筆致にのせて読者を日本農民の労働と信仰生活の核心に導きゆく名著である。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【つぶやきブックレビュー】年末年始くらい重んじてもいいかも。

  • 年中行事から、日本人の考え方を読み解く。推理小説的面白さ。

  • 息子用

  • 購入 2007/7/4

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

民俗学者・官僚。明治憲法下で農務官僚、貴族院書記官長、終戦後から廃止になるまで最後の枢密顧問官などを務めた。1949年日本学士院会員、1951年文化勲章受章。1962年勲一等旭日大綬章。

「2021年 『新嘗研究 第七輯―三笠宮崇仁親王殿下に捧ぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柳田國男の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×