堤中納言物語 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061585577

感想・レビュー・書評

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    (20141231)
     

  • 現代語訳や解説がこまめに挿入されていますので、古典に自信がなくても読めるわかりやすさがあります。ただ、本文が細切れになるのでテンポよく読みたい場合は他の出版社のものが良いかもしれません。成立年代も作者も不明な10篇プラス1の物語には、現代でも通用する普遍性があります。また、どのお話もはっきりとした終わり方をしないのですが、それが結末を自分であれこれ考える楽しさを生んでくれます。ひょっとしたら、当時の人々もそういう楽しみ方をしたのかもしれませんね。『花桜折る中将』『貝合』『はいずみ』が特に好きです。

  • 高校2年生/図書館にて
    918シ30
    15527

  • 『蟲愛ずる姫君』収録。

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著者プロフィール

1948年、岩手県生まれ。東京大学大学院博士課程中途退学。大正大学特任教授。東京大学名誉教授。博士(文学)。著書に『堤中納言物語全訳注』『鎌倉時代物語集成』(共編)『新日本古典文学大系 とはずがたり・たまきはる』『物語の変貌』『源氏物語と天台浄土教』『王朝物語の展開』『宇治十帖と仏教』ほか。2016年5月没。

「2016年 『石清水物語 中世王朝物語全集5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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