コペルニクス革命 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061588813

作品紹介・あらすじ

コペルニクスの「革命」とは何だったのか。地動説の提唱は、単に天文学分野における革新たるにとどまらなかった。それは、古代以来、人々の生活に根付いた宇宙観の転換であり、西洋思想の枠組を揺り動かす動乱であった。本書は、「パラダイム」概念をもって世界の学問的方法論に大きな衝撃を与えた科学史家クーンの、記念すべき処女作である。精緻かつ野心的な本書の叙述は、科学のダイナミックス理解への確かな水先案内となろう。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    コペルニクスの「革命」とは何だったのか。
    地動説の提唱は、単に天文学分野における革新たるにとどまらなかった。
    それは、古代以来、人々の生活に根付いた宇宙観の転換であり、西洋思想の枠組を揺り動かす動乱であった。
    本書は、「パラダイム」概念をもって世界の学問的方法論に大きな衝撃を与えた科学史家クーンの、記念すべき処女作である。
    精緻かつ野心的な本書の叙述は、科学のダイナミックス理解への確かな水先案内となろう。

    [ 目次 ]
    第1章 古代における2つの球の宇宙
    第2章 惑星の問題
    第3章 アリストテレスの思想における2つの球の宇宙
    第4章 伝統の改鋳―アリストテレスからコペルニクス革命へ
    第5章 コペルニクスの革新
    第6章 コペルニクス天文学の理解
    第7章 新しい宇宙

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 2010 5/9読了。図書館情報学図書館で借りて流し読んだ。
    コペルニクスの『回転について』からニュートンによる宇宙理解に至る科学革命を、それ以前の天文学による宇宙の理解についてから丁寧に説明した本。
    途中までなんで長々とコペルニクス以前の天文学の話が説明されているのかと思ったが、読み進めてみれば必要性が納得できた。
    ・・・納得できるまでは読み進めるのがけっこう辛くもあったけれど・・・。

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