ライン河の文化史: ドイツの父なる河 (講談社学術文庫 982)

著者 :
  • 講談社
3.14
  • (0)
  • (2)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061589827

作品紹介・あらすじ

ローレライの歌で知られるライン河は、ロマンティックな川であるばかりでなく、ヨーロッパの政治・経済の中心として、またヨーロッパ文化の1つの軸として、そこに生きる人々の生活と精神構造にまで大きな影響を与えてきた。ドイツ人が「父なる河」と呼ぶライン河。その歴史は、流域の歴史であり、人間の営為の歴史である。ドイツ文学の第一人者が限りない情熱をこめて描く異色のライン河の文化史。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 高校生

  • 二度と行くこともないだろうコンスタンツやライヘナウがザンクトガレンと同地域と書かれると、そうか、確かにライン流域の同じ地域だよなぁと感慨にふける。
    本の内容としては若干地域紹介的に過ぎる部分もあるような気はするけれど、旅の記憶の喚起には丁度良いのかもしれません。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1931年長崎県佐世保生まれ。東京大学文学部独文科卒。国際基督教大学、中央大学文学部教授(ドイツ文学)、フェリス女学院院長、理事長を経て、現在、東京杉並・ひこばえ学園理事長、中央大学名誉教授。その間に(大学在職のまま)駐ドイツ日本国大使館公使、ケルン日本文化会館館長、国際交流基金理事・同日本語国際センター所長等を兼務。ドイツ連邦共和国功労一等十字章、同文化功労大勲章叙勲、日本放送協会放送文化賞、ワイマル・ゲーテ賞等を受賞、ケルン大学名誉文学博士。著書に『旅人の夜の歌-ゲーテとワイマル』(岩波書店)、『ドイツのことばと文化事典』(講談社学術文庫)、『バルラハ―神と人を求めた芸術家』(日本基督教団出版局)、『トーマス・マンとドイツの時代』(中公新書)、『木々を渡る風』(新潮社1999年日本エッセイストクラブ賞受賞)、『「神」の発見―銀文字聖書ものがたり』(教文館)、『随想森鷗外』『ぶどうの木かげで』『樅と欅の木の下で』(青娥書房)、『ブレンナー峠を越えて』(音楽之友社)ほか多数。訳書にトーマス・マン『ヨセフとその兄弟』(望月市恵と共訳、全三巻筑摩書房)、ほか多数。

「2021年 『ゲーテからの贈り物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小塩節の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×