社会主義の終焉: マルクス主義と現代 (講談社学術文庫 1292)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061592926

作品紹介・あらすじ

一九九一年に消滅したソ連は、マルクス・レーニン主義の名の下に、マルクスの思想とはかけ離れた全体主義国家として存在した。著者は、十九世紀のサン=シモン主義に遡り、産業化をめざしつつ前衛党による大衆支配へと変質した社会主義の変遷を跡づける。さらにルカーチからサルトルに至る二十世紀のマルクス主義知識人像の解体の過程をも考察し、社会主義体制崩壊の歴史的意味を問い直した好著。

感想・レビュー・書評

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  • 第1章 社会主義と「知」の支配
    第2章 ロシア・インテリゲンツィアの世界―レーニンへ至る道
    第3章 知識人問題と社会主義
    第4章 新しい階級
    第5章 二つの道―戦間期の社会主義と知識人
    第6章 知識人の解体、メシアニズムの崩壊
    終章 知識人論の現在

    著者:桜井哲夫(1949-、足利市、社会学)

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著者プロフィール

本名・長峰利造。1924年7月10日青森県北津軽郡生まれ。尋常高等小学校高等科卒業。1936年発病。1941年10月8日栗生楽泉園入所。1953年失明。詩集に『津軽の子守唄』(1988年 編集工房ノア)、『ぎんよう』(1991年 青磁社)、『無窮花抄』(1994年 土曜美術社出版販売)、『タイの蝶々』(2000年 土曜美術社出版販売)、『鶴の家』(2002年 土曜美術社出版販売)がある。『盲目の王将物語』(1996年 土曜美術社出版販売)。

「2002年 『ハンセン病文学全集 2 小説二』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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