朝鮮紀行〜英国婦人の見た李朝末期 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061593404

感想・レビュー・書評

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  • 本著は評価する類ではなく、もはや、歴史的な資料である。白人女性により記録された1800年代後半の朝鮮の姿。果たして、朝鮮にどのようなイメージを私は持っていただろうか。そのイメージは、既存のメディア、学校教育が齎したものだ。そのどれよりも、真実に近い。先ずは、自分の目で見ることなのだろう。

    しかし、右翼というのは恐ろしい。私は、愛国を謳う著者は中道であり、左翼悪しきと思っていた。しかし、この信じていた中道の世界も、肩よっていた。本著は、この中道的な別の本で引用されており、そこで知った。内容は、朝鮮を極めて否定的に描くもの。確かに、本著にはその表現はあった。しかし、全般的に公平に、肯定的な部分も存在する。主義を選べば、主義に沿った発言ばかり、耳に入るようになるようである。

  • 出口治明著『ビジネスに効く最強の「読書」』で紹介

    日清戦争など混乱を極めた19世紀末朝鮮に旅し、王室から風俗まで記録。

  • 朝鮮の近代についてはほとんど無知だったのだが、これ一冊で多少は信頼に足る知識がついたかな、と思う。

  • 2014/8/27⚪︎⚪️古賀さんから借りる。
    気になるところだけ拾い読みする。
    2014/9/3返却を藤原さんに頼む。

  • 7章まで読んだ

  • そういうことかと思った

  • 発刊されたのはずいぶんと前のものである。にも関わらず未だに人気があるのか読む人が絶えず,図書館で借りるも,予約して次に出会えるのは半年後くらいで,足掛け2年でようやく読み終えた。それ以前に583頁くらい集中して読んでしまえよ,と言われそうなものだが……
    さて,本著はその題名にあるとおり,著者であるイザベラ・バードが朝鮮を旅した記録を著した紀行本である。
    清支配からの脱却と,露西亜・日本の二大帝国による朝鮮の取り合い等興味深いことが沢山記されている。
    割と好意的には書かれている日本だが,その後は皆様の知るところだろう。
    とまれ,日本を始め諸外国の力を借りながらも,自立し自分たちの力で国を復活させ大きくしたのは,その朝鮮人自らの力であることは確かなようだ。

  • 日清戦争頃の朝鮮半島を旅する本。学校で習う歴史には出てこない農民や商人など普通の人の生活が垣間見える。また、日本、中国、ロシアとの関係や王朝の様子も興味深い。

  • (要チラ見!) 近代韓国/文庫

  • 感激

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