ヨーロッパの祭と伝承 (講談社学術文庫 1371)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061593718

作品紹介・あらすじ

待降節・復活祭・万霊節と生活に豊かな彩りを添えるキリスト教の四季の祭-その中には多神教で土俗的なケルトやゲルマンの遺習が脈々と息づいている。ウォーダン、ペルヒタなど、ゲルマンの魔群や精霊のその暗き世界に、希望と光、祈りと願いの結晶としてキリスト教がはりい込む。本書は、年間行事の紹介を通して、西様文化の深層を明らかにした労作である。

感想・レビュー・書評

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  • よく網羅され非常に満足度の高い本でした。
    ヨーロッパと言って内容はもゲルマン文化中心でした。

  • 凄くよかった。
    だけど、もう一冊のヨーロッパものとめっちゃかぶってた。
    面白いから問題ないけれど。

  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/0000150493

  • 10/31はHalloween。発祥はケルト人の収穫感謝祭とか。

  • 中世ヨーロッパの価値観が、単純にキリスト教だけで成り立っているのではないことを説明している。キリスト教と民間信仰の融合、ゲルマンの民間信仰と人々の生活の関わりが知れて良かった。図書館でたまたま見つけて借りてきたが、思わぬ拾い物だった。

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著者プロフィール

1922年生まれ。早稲田大学文学部哲学科を卒業。早稲田大学商学部教授。専攻は比較宗教哲学。主な著書に『会津八一とその芸術』『旧約の宗教精神』『宗教者のことば』などがある。2015年没。

「2022年 『石器時代への旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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