平家後抄 上: 落日後の平家 (講談社学術文庫 1434)

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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061594340

作品紹介・あらすじ

平維盛の子、平家の最後の嫡流六代の斬刑により、「平家は永く絶えにけり」と『平家物語』は結ぶ。しかし、壇ノ浦の惨敗の後、都に帰還した平家の女性たちの血は、皇族、貴族の中に脈々と生き続け、実に現代にまで続いていることを忘れてはならない。北山の准后藤原貞子に仮託して、壇ノ浦以後の平家の動静を克明にたどる名著。

感想・レビュー・書評

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  • 平家の血筋は、女性の血筋を通して現在まで続いています。
    清盛の娘は普通に生き残ってますしね…
    系譜や資料を用いて丁寧に拾っていく執念が凄いです。

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著者プロフィール

1913年福島県生まれ。1937年京都帝国大学文学部史学科卒業。1939年~42年イタリア留学。1949~53年大阪市立大学助教授。1951年同学の士と共に古代学協会を設立。1953~67年大阪市立大学教授。1967~88(財)古代学協会運営の平安博物館教授兼館長。改組により1988年古代学研究所教授兼所長(現在)1990年(財)古代学協会理事長(現在)。(社)紫式部顕彰会会長(現在)。文学博士。著書『増補 古代学序説』(1991年 山川出版社)『王朝の残映』(1992年東京堂出版)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「1986年 『角田文衞著作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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