中国の古代哲学 大文字版: 孟子・老子・荘子・韓非子 (講談社学術文庫 1583)

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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061595835

作品紹介・あらすじ

孟子は仁義と愛敬を紐帯とする社会を理想としたと、社会思想史的方法でその思想を分析する小島。老子は道の哲学を通し、宇宙の根源を説き、荘子は無用の用を主張し、絶対の境地は木鶏と考え、また、韓非子は天下の太平を望んで法家の学を大成したと、伝統的漢学の立場から老荘と韓非を語る宇野。東西両碩学が中国古代思想の精髄に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 全然ダメなわけではありませんが、面白くないです。お勧めできません。

  • 文字が大きく、読みやすく書かれた哲学の解説本です。
    前半は小島先生が孟子を説明しています。
    アリストテレスなんかと比較していて面白いです。
    後半は、老子、荘子、韓非子です。
    これまたわかりやすく、丁寧な解説。
    でも、このへんは興味ない人にとっては面白くもなんともないからな~
    突っ込んだことも書いてもしょーが無いし。読んでね♪てなわけです、はい。

  • 原文の引用が多く説明が少なめであるためある程度の予備知識がないときびしい。

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著者プロフィール

1881年、高知県吾川郡春野町(現・高知市)に生まれる。
旧制第五高等学校(熊本)から京都帝国大学法科大学、同文科大学哲学科を卒業。
中学校の教師から同志社大学法学部教授、京都大学文学部教授を歴任。
京大総長就任も待望されたが定年退官を機に、
生まれ故郷に戻り晴耕雨読の隠棲生活をおくる。
吉田茂内閣当時に、首相から文部大臣就任を打診されるが
「麦を作らんならん。そんな事をしているひまは、無い」の一言で断る。
痛快で剛毅な小島祐馬は、多くの俊才を育て
1966年に85歳の生涯を閉じた。
自宅を埋め尽くすほどの万巻の蔵書は、高知大学に寄贈され
「小島文庫」として遺されている。
主著『古代中国研究』、『中国の革命思想』、『中国の社会思想』(以上筑摩書房)、『中江兆民』(弘文堂アテネ文庫)など。

「2017年 『幻の名著復刊 中国思想史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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