酒の神ディオニュソス: 放浪・秘儀・陶酔 (講談社学術文庫 1602)

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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061596023

作品紹介・あらすじ

過酷な迫害と死の体験者、ディオニュソス。理智・端正・青春と明るい光のイメージのアポロンに対し、反理性・激情・狂乱と人間の内奥深く闇の中に棲む神、ディオニュソスとは一体どんな神なのか。雪の北ギリシアから青いエーゲ海の島々へ。謎深き神との内なる対話を交わしつつ、情念の根源から女性の心を解放した神の本質を探るギリシア神話紀行。

感想・レビュー・書評

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  • <a href="http://www.bk1.co.jp/product/02331445"><B>酒の神ディオニュソス 放浪・秘儀・陶酔</B></a><br>(講談社学術文庫 1602) 2003.6<br><br><br>不死であるオリンポス12神の中にあって、唯一死を体験した者ディオニュソス。<br>その痕跡を追ってギリシア中を歩いた記録。<br>未見の遺跡の記述がポロポロあって<br>「ま〜た行きたいトコ増えちゃったなぁ…」と思いながら読んでおりました。<br><br>1987年刊『ディオニュソスへの旅』筑摩書房の改題・加筆修正したものです。{04.11.14}

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著者プロフィール

1938年、広島生。学習院大学卒業。平安文学を専攻したのち、74年に小説家としてデビュー。また古代ギリシアについての研究を深め、神話発祥の地への旅を重ねるかたわら、ギリシアについての著作を執筆。『ギリシア神話の女たち』『ディオニュソスへの旅』『癒しの旅 ギリシア・エーゲ海』(筑摩書房)、『ギリシア・神話の旅』(講談社文庫)、『ふだん着のギリシャ』(読売新聞社)など多数の著作がある。

「2018年 『ギリシア神話物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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