死の人類学 (講談社学術文庫)

著者 : 内堀基光 山下晋司

• 講談社 (2006年11月10日発売)

作品紹介・あらすじ

至上の超越者である「死」を、人間はどのように文化の中に組み込んできたのだろうか。神秘としての死は語りの対象となり、さまざまなイコンのうちに視覚化され、儀礼的演技の中で操作されるようになる。儀礼と社会構造との関係、霊魂やあの世観念の内容など、ボルネオ、スラウェシの事例をもとに、個別文化を超えたところにある人類の共通項・普遍項を導き出す。

感想・レビュー・書評

[yoshitadaさんの感想 · 2010年5月6日]

住む地域や習慣によって死に対する捉え方がここまでちがうのかとおもい．
自分の周りの死に対する価値観を考えるきっかけになりました．

[もぐさんの感想 · 2007年10月12日]

けっこう難しい…インドネシアとマレーシアの二つの民族の死の概念を研究。
めっちゃ学術本です。
日本と比較するとおもしろいかも！