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- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061598812
作品紹介・あらすじ
『菊と刀』で知られる著者の代表作。北アメリカ、メラネシアの三つの未開社会の文化を分析し、それらの性質が秩序や慎しみをもつアポロ型と、陶酔や興奮を伴うディオニソス型であることを明らかにする。併せて、人類学の相対主義的立場、文化の多様性、社会の性格、個人と文化の関係等にも論及。「文化とパーソナリティ」の問題の先駆をなした書である。
感想・レビュー・書評
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文化は人間が作り出すものであり,そこになんらかの傾向がある.原初の人類が文化的に前進するに従い,いくつかの型へと帰着していく.
しかし,発達した文明においては,その型が世界的に混ぜ合わされもはや研究が困難である.そこでベネディクトは未開の人々をターゲットにした.
このような内容であるが,科学的に評価することが現時点ではほぼ不可能な内容であるため,彼女の提案する型についてもどうもすっきり理解できない.『菊と刀』においての日本人の特質についてもかなり粗く見ている(だからこそ大筋がわかりやすいのであるが)こともあり,彼女の手法が研究として完全なものになりうるかが疑問である.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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