落下の章
「ヒュースケン暗殺」
万次郎はおせきが尼になったことを知るためにヒュスの元へ。
ヒュスはおせきを見初めて、手篭めにしてしまったと。
お役御免で違う役職につくことになった。
何かやりきれず…
そんな時、お吉がヒュスを売ったと告げる。
駆けつけた万次郎は息を引き取ったヒュスと対面。
斬ったのは丑久保。
これを切欠にテロが横行する。
極めつけは生麦事件だ。
生麦事件が引き金で攘夷派が大きくなっていく。
「良仙行く」
手術中、良仙手が震えて良庵に変われと命ずる。
縫合をしている間、良仙が倒れる。
俊斎は良庵に良仙を継げと。
リハビリのため、西洋医学所へ運び込まれる。
年越しをして、俊斎が倒れる。胃校結腫(胃がん)で。
四月九日、俊斎は死んだ。良仙は認められないでいた。
伊東玄朴は緒方洪庵に手紙を出す。江戸に来ないかと。
洪庵江戸行きを決める。
伊東玄朴に看取られ、良仙は皆に見送られて逝った。
良庵は、良仙の名を継ぐことを決意する。
「テロリストの夜」
良仙を引き継いだはいいが、大先生はもっと丁寧に見てくれたとか、
若い娘だと依怙贔屓していると…
夜、水戸藩の脱藩し怪我をした人が急患でやって来る。
テロの仲間割れだと言うが。
「長沢村異聞」
万次郎が登城する時三百坂を駆け上る。
平助がお供
小姓組百石取りの身分となり、案内が付く。
二の丸お留守居役が待っていると聞いて通された部屋は奥医師を殴った部屋。
出てきたのは勝だった。
勝は万次郎に百姓、農民を西洋式軍隊の訓練をしてくれとのこと。
選出は任せると…
途方に暮れた万次郎を母が助ける。伊武谷家の故郷。
そこには禁止されている賭博場があった。
奉行の河緒に金で守られている賭博場。
そこに万次郎登場で奉行は下がった。
借用もすべて片付けて、村を救った万次郎に恩を受け、百名の百姓を連れて江戸に戻る。
「農兵節」
百姓を訓練するもついていかれず、悩む万次郎。
平助が歌を歌わせるとアドバイス。
なんだかんだで歌いながら付いてくる。
夜、百姓が万次郎の元にやってくる。
剣術を教えてほしいとう。万次郎が斬った姿がカッコ良かったから。
軍隊で、剣を使って人を切ってみたいという…
追い返してから、万次郎が 軍隊は人を殺す集団じゃない と一言。
万次郎は叫ぶ。俺と関係なく世の中が変わっていくだ!と。
しもやけで悩む万次郎、ある日清河氏に会う。
清河は浪士組たる「虎尾の会」を組んでいた。
尊皇攘夷をするために。
万次郎は反対し、対決の姿勢になるが、鉄さんが止めに入る。
平助が侍になりたいと再度万次郎に頼む。
なれないと思っていた万次郎が聞いた話は浪士組。
お上にお抱えになる上十両もの支度金がもらえるという。
浪人、剣好きな百姓町人色んな人を募っていると。
清河八郎、取締役は山岡鉄太郎だという。
平助は浪士組に入ると言う。
侍になったら再度万次郎に仕えるというが…
「浪士組結成」
文久三年、平助は万次郎が考えた 桂木平助 という名で浪士組を募った小石川伝通院に向かった。
そしてお昼に平助が顔を出すと情報があった。
農兵の三人が浪士組に入ってると…
探し当てて中庭に入ると三人は芹沢鴨に痛めつけられていた。
万次郎は止めるが、芹沢は収まらない。
と、止めに入ったはまたしても鉄さんであった。
鉄さんに たかが百姓 と言われて 俺の部下だ! といい切る万次郎。
夜に対峙する二人。一人、万次郎の前で斬られる。
酒を煽って万次郎を迎え撃つ芹沢。
その酒を使って、万次郎は一緒に逃げろという。
走りに走って、隊舎の裏で待ち合わせ。
実は小隊に話をつけてあって、威嚇射撃で追い払う。
憤る芹沢を諌めたのは、土方歳三。
数日して、二百三十余名は京に向かった。
いや、ついに新選組の土台となるものが出来るんですね・・・
色々な事が一気に繋がってくる自分の知識。
片手落ちなのは十分承知していたが、おかげで補完できます。