それでも君が: ドルチェ・ヴィスタ (講談社ノベルス タT- 8)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822320

感想・レビュー・書評

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  • ブックデザイン / 熊谷 博人
    カバーデザイン / 斉藤 昭(Veia)

  • 再読。きれいでこわい。

  • 久々に読み返してみた。
    綺麗な景色やヴィオラやピアニカのすごく重みのある言葉にドキッとしっぱなしで一気に読了。
    ミステリー<ファンタジーって印象だけど、儚くて素敵なお話だった。
    ラストの全てが分かるところは前に読んでなんとなく覚えていたけど、再読しても鳥肌がたってぞくりとさせられた。
    最後の展開の速さはいいドキドキ感があった。

  • 講談社ノベルスってミステリ専門かと思っていたので、ファンタジーな内容にびっくり。

  • 後半おもしろくなってきた?と思ったらよくわからないまま終わってしまった。
    続編があるとのことなので安心しました。
    人の名前がおぼえられないよー

  • 随分前に読んだけれど、私が今まで読んだ中での最高傑作。世界観が半端なく綺麗。あたたかくて優しい、《甘い景色》が読んでいて次々に浮かんでくる。主人公キンカンの成長は見所。この本は密室本(ミステリー)として出版されたらしいが、ファンタジーに分類した方がしっくりくる。

  • キンカン。生まれた。31人。世界。
    名前が好き。題名も登場人物も。シリーズ中これが一番好き。

  • ファンタジー&ミステリーといった感じでしょうか。
    ファンタジー色のが強いかもしれないです。
    主人公キンカンが木の下で目覚めるところから始まります。そこは私たちのいる世界とはどこか違った世界。キンカンも読者もここはどこなのか、何故自分はここにいるのかわからないままに、平凡な日常が過ぎていきます。で、殺人事件が起こるわけなのですが・・・。
    ミステリ部分については、結末はなるほど~と感心しました。ちょっと突飛な感じもしますが。が、メインはそちらではなく、このどこか不思議な世界の方にあると思います。登場人物が淡々としているようで、結構おのおの個性があって良かったです。ラストはちょっと切ないです。3部作となっていますが、この1冊だけでも楽しめると思います。他2作も面白かったです。

  • 生まれ落ちたばかりのキンカンと、彼を見付けた少女リラ。
    料理の上手なヴィオラと、人懐こいピアニカに、
    双子の兄弟シンとバル。家(ホーム)に住む6人を含めても、
    世界中で31人の“小さくて大きな密室”。
    1つの悲劇が、このドルチェ・ヴィスタ(甘い景色)に潜む
    驚天動地の真実を暴き、世界の輪郭を変える!

    ドルチェ・ヴィスタの中ではこれが一番おもしろかった。

  • ファンタジーと思いきや(いや、実際ファンタジーなんだけどね)ミステリ(そりゃ密室本だし)。こんな「密室」ってあり? それが一番の驚愕。発想の転換って感じだな。思いもつかなかった。
    ていうかこれ、「01」ってことは続編出るのかな。それが気になる。出たら読みたいかも。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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