極限推理コロシアム (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 275
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823662

感想・レビュー・書評

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  • 皆さんの評価は随分低いようですね…。

    先にドラマ(柏原崇&綾瀬はるか)を見てから読んだら、ドラマより全然面白かったというのもあるかもしれませんが、純粋に面白い作品だと思います。

  • 許さん。

    デスゲームでもこれは無い。
    わかりやすいトリック、なのはまあいいや。あんまし複雑にして、読者がついていけないのもあれだから。

    命かかってるのに、登場人物達は何の対策も打たず、さ~て寝るか寝るか~、な状況があり得ない。もっと全力で挑めよ。
    もう一方の館も登場人物がわからんで、感情移入しにくい。

    定番とはいえ、謎の組織が謎のままで済ますのはどうなんだ?

  • 設定が結構好きな作品。ある程度予想はついたけれどハラハラさせられた。
    でも、登場人物が好きになれない。冬の方の最後はひどい…

  • メフィスト賞(30回)

  • 見覚えのない部屋で目を覚ました会社員の『駒形』。そこは外部と遮断された建物で、同じような状況で七人の人間が集められていた。状況が掴めない彼らへ『主催者』と名乗る人物から連絡が入る。それはここと、もう一つの同じ条件下にある二つの館で起こる殺人事件の犯人を当てろというものだった。負ければ死が待っている。そして被害者となるのもこの中の人間・・・命をかけたサバイバルゲームが始まった。


    突然不条理な状況に追い込まれた登場者たち。意味も分からず始まる死の推理ゲーム。
    ストーリーでも文章でも楽しませる気はないようなので、ここは純粋に推理を楽しむものなんだろうな、と読んでみました。にしても情報が少なすぎやしませんかね~、と言う間に人数も減ってきちゃうし。相手の館の情報なんて皆無に等しいし。ここはまさかの外部説?それはないだろとか考えてみたりして、いやいやいきなりでてない犯人持ってくるのは反則だしとかね。
    結果、びみょう・・・

    以下ネタばれありです


    アリバイありとされた人に関しては、当初から崩せると思ってたんだけど、つうかそれさえも無意味だった。ヒントなさすぎの序盤に比べ、解決編では安易に提示してきて、しかもそれは反則ギリギリじゃないですか?推理の楽しさが味わえなかったなぁ・・発想自体は悪くないと思うんだけどもっていきかたがねぇ・・

    つうか、アルマジロの牙なんて知らないよ!

  • とても面白い設定で引き込まれました。
    途中ぞくぞくっとするような誰だかわからない犯人への恐怖は
    とてもよかったです。
    しかし最後が少し残念だなと思いました。
    なぜこのゲームを誰がおこなったのかなど
    もう少しこのゲームの真髄を知りたかったです。

  • 第30回メフィスト賞受賞作ということ。
    貴志祐介さんが解説を書いているという事で読んでみました。

    目が覚めると奇妙な建物に幽閉されていた7人の男女。
    主催者を名乗るものの話では、どこか別の場所にも同じ状況の建物に同じように男女7人がいるという。
    そしてそれぞれの場所で殺人事件が行われる。
    両建物の人間に課されるのは、互いに連絡を取り合いながらその両建物の犯人を推理し特定すること。
    先に当てた方が勝利。敗者達には死が待っている。

    コンセプトは良かったのですが、構成などがイマイチ。
    もう少し心理戦のような展開が広げられたら面白かったと思います。
    貴志祐介さんが解説を書いているのは、貴志さんのあの作品とストーリーが似ているからでしょう。

  • 完全に「推理ゲーム」の世界。こんなゲーム……放り込まれたくないわ。ロマンス部分がどうもとってつけたようにも思えるんだけど、まあいいか。
    メインのトリックはわかったのだけれど、「ヒント」の意味は解けなかった~。なるほどねえ、と納得。個人的にはこの部分が一番好きだったり。
    しかしこれじゃ……「夏の館」と「冬の館」、公平じゃあないと思うんだけどな。結果的にはアレだったんだけどね。

  • B+
    主催者によって館×2に拉致られた集団で殺人犯は誰かを当てるゲーム。

    なかなか良いね。
    久々に王道館もの読んだ。
    ただ人々のパニック的行動が少ないなぁと。その上でのお互い+主催者への駆け引き欲しかった。
    題材は良かったから主催者の空気っぷりが勿体ない。

  • 発想と中身が追いついていない感じは受けた

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著者プロフィール



「2014年 『情報処理教科書 ITパスポート テキスト&問題集 2015年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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