冷たい校舎の時は止まる (中) (講談社ノベルズ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1799
感想 : 183
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823785

作品紹介・あらすじ

不可解な現象によって突然校舎に閉じ込められてしまった8人を、ジワジワと侵食し始める恐怖と不安。張り詰めた緊張感の中、グループの一人が忽然と消えた…。未だに思い出すことができない級友の名前。少しずつ明かされていく、それぞれの心に潜む闇。5時53分で止まっていたはずの時計は、次に消される人物と深まる謎に向かって再び時を刻み始めた。

感想・レビュー・書評

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  • 中巻です!長い!でも面白い!

    さて8人のそれぞれが抱える闇を掘り下げつつ
    どんどん消えていきますよ(>人<;)

    さてどうなる下巻!

    これでラスト納得できなかったら台無しだ〜‼︎


  • 2020/11/23読了
    #辻村深月読了

    上巻に続く中巻。
    校舎に閉じ込められた8人が
    次々と消される。
    自殺する可能性は誰にもあった?
    「ホスト」は誰なのか?
    ストーリーは一気に加速。

  • シリーズ中巻。
    無人の校舎に閉じ込められた8人に次々と襲い掛かる恐怖。
    その中でそれぞれが抱え込んでいる過去にも触れて。
    最後の場面で思い出すクラスメイトの名前。
    でもその頃にはもう…。
    半ばにかけて俄然面白くなってきました。
    これから下巻も読んでいこうと思います。

  • はい中巻
    次々と消えていくクラスメート
    各人を掘り下げつつちょっとずつ置かれていく違和感
    さあ謎解きの下巻だ!

  • 怖い!怖い!どうしようもなく怖い!
    でも、さあ下巻へ!

  • 絶対にフィクションなのに、ずっとあるリアルな恐怖

    死にたい、生きていたくないと思う気持ちが登場人物にリンクしてすごく苦しくなりました。
    ホストはあの人かな…この人かな…

    中扉に、にこにこしちゃいます。

  • また「中」巻だけど…初の、辻村作品です。
    今まで興味がありながら、なかなか読まなかったのは…学生が主人公の物語が多いと聞いていたから。この話も、高校生が描かれてますが…やはり、今までのところ、どうしても違和感を感じます。「子供達が、こんなこと、考える?」という、不自然さ?自分の子供時代と比べちゃうのかな…
    でも、とても面白い!登場人物達への同情、みたいなものも、感じます。違和感を感じながらも、共感してるんでしょうか?

    これから、「下」巻を読みます。どう、決着するのか、楽しみ。

  • 各キャラクターの回想が増えて、スピード感は少し落ちましたが、回想は回想で良いです。
    清水の回想が一番、ああ〜ってなるかな。
    充はいい人です。

    とにかく続きが気になる!
    果たして誰が自殺したのか⁉︎
    ホラー感がドキドキを誘っていい感じです。

  • 主要人物が8人もいるとエピソードが多いですね。それぞれを掘り下げてくとさすがに上中下になりますね。
    作者が女性なだけあって、梨香ちゃんのエピソードなど読みごたえありました。一番喜怒哀楽を表すキャラって梨香くらいだし、他のキャラってクールだったり落ち着いていたり飄々としてたり、あんまり感情がよめなくてつまらないんですよね。
    明彦に関してはもう少し読んでみたかったな。明彦と鷹野のキャラがあんまり区別できないです。どっちも冷静でインテリなイメージなので。
    そんな2人を従えているように見える深月。深月ってあんまり女子ウケ良くなさそうな感じですね。実際に深月がいたらあたしもイラッとするかもしれません。まぁ春子のやり方を肯定するわけじゃないですが、気持ちは分からなくはないと思いました。

  • 読了!詳しいレビューは下巻読了後!得体の知れないホラーみたいに迫ってくる感じは苦手だけど先が気になって読み続けてしまう。

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著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』など著書多数。

「2023年 『この夏の星を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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