- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061825284
感想・レビュー・書評
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娘が好きなはやみねかおるさんの大人用ペンネーム勇嶺薫さん、のミステリ。
娘が読了してわけわかんない、というので読んでみたけど、わけわかんないんじゃなくて虚仮威しなのでは。子供だましというか。別に、このレベルの本はいくらでもあるので特に悪いとは思わないけど、やはりこの人は子ども向けの本を書いていたほうが良いのでは。
全体に好感は持てるんだけど、内容がね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても読み易い。普段は児童書を書いている作家さんだというのは後で知った。サイコパスっぽい人が沢山登場する。結局何だったんだ?という後味の悪さが残る
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幼い頃に体験したアドベンチャー、謎の招待状、陸の孤島、電話線も切れた完全なる密室…。
ミステリー好きには欠かせない要素満載で展開していくストーリーに、不気味な伏線もあり、普通に面白かった。
が!これ、エピローグ要ります?エピローグで、すごい消化不良感が…。 -
はやみねさんらしい文体と内容ではあったから、ページを捲りたい気持ちは確かに生まれてきたし、話の内容そのものは面白かったと思う。
ただ、どうしても拙い感じが抜けなくて、トリックが甘かったせいで、ミステリーとしての面白さには欠けるなあという印象だったのが残念。
夢水シリーズみたいなわくわく感を期待していただけに、ちょっと物足りなかった。 -
アンソロジーで「天狗と宿題、幼なじみ」「少年名探偵WHO 透明人間事件」のみ既読の作家。
スケールの大きなトリックを用いた意欲作。
すべての謎が綺麗に解決しているわけではなく、洗練されている印象はない。
普段は児童向け小説を書かれているだけあって、非常に読みやすい文章は高評価。 -
以前読んだ貴志祐介さんの「クリムゾンの迷宮」に雰囲気が似ていると思った。クリムゾンほどグロテスクでなくさらさら読めるが、反面、人物もさらりとして些か感情移入しにくいかもしれない。伏線が頭に残りやすく、ミステリーとして大いに楽しめた。
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皆が子供時代のアダナで呼び合ったり、シチュエーションや人物設定など大好物なのですヽ(〃Д〃)ノ
けど、思った方向とちょっと違った……(´Д`;)
イマイチあやふやな感じのラストに、せっかくスッキリしてた気分ももやもやもy……。無理が出てきちゃう深読みせずに、そのままで取ったらいいのでしょうか(゚、。)? -
クローズドサークルで謎ばかり。
面白かったです。
救いのない話ではあるけれども。
「はやみねかおる」でとは全然別物。
すごい作家さんです。 -
トリックに関するヒントが最初の方に出過ぎている気がする。
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2014年2月7日読了。
面白かったけど「大人のための」という前提には首をかしげるところ。