蟻の階段 警視庁捜査一課十一係 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828025

作品紹介・あらすじ

小さいけれど誰より熱い女刑事・如月塔子。現場で彼女と捜査員が目にしたのは、惨殺遺体と、その周囲に置かれた四つの品-頭蓋骨、白い花、掛け時計、スープ皿だった。犯人が置いたものなのか。いったい何故?捜査を開始した塔子と相棒の鷹野は、ある絵画に辿り着く。一方、犯人からの接触を受けた捜査一課OB・加賀見によると、犯行はこの先まだ続くという。十一係は悲劇を止められるのか?事件の真相とは!?疾走する刑事たちの活躍。骨太警察ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • うーん。普通。

  • 再読。

  • 良かったです。所々に散りばめてある伏線の回収やテンポの良さ、最後は少しアッサリしている印象でしたが、楽しく読めました。

  • 謎の装飾がされた遺体。
    またしても警察関係者に自分から連絡をとってくる犯人。

    連絡をしてくることで、挑発していると思いきや
    犯人も絵に隠された謎の答えが知りたくて
    警察の捜査力に頼りたいがための連絡。

    前作の方が面白かったなあ。
    復讐が動機になることが多いシリーズなのかな?

  • 前作「石の繭」同様、読み易い。
    刑事モノではあるが、ソフトな感じ。

  • 2022/8/10
    基本的にいいお客さんであまりリアリティがとか展開がとか気付かない私ですが、なんかこれは引っかかった。
    推理に説得力ないのに「それだ!」的に進んでいくの怖ない?
    そしてそれが正解なのはご都合主義の文字がよぎった。
    なんか全部が唐突やねん。私置いてけぼり。
    誰に感情移入することもなく、誰に好意や同情を覚えることもなく。
    それなのに登場人物たちは同情したり憤ったりせわしない。
    没入感なかった。

  • 捜査一課十一係、小さいながらも熱い女の子刑事如月塔子。テンポよく進み、さっくりと読める。

  • 塔子と鷹野のコンビが良いコンビ。そして加賀見さんのキャラも好きだな〜また出てこないかな。
    ん?って気になった箇所が後から、そうか!って繋がって面白かった。残されてた遺留品の謎解きも面白かった。

  • 201610/面白かったけど、今回も犯人側がコンタクトしてくるスタイルなので、ちょっと物足りなかった。捜査や犯罪部分がちょっと強引かなー。出てくる警察OBとか、キャラ描写は味あっていい。

  • 死体の回りに不可解なものが置かれている事案が連続して発生した.如月塔子らは捜査を開始するが、元刑事の加賀美が絡んでくる.22年前の仲間に仲違いが起き、今回の事件が発生している.犯人は意外な場所に居住しており、加賀美経由で警察の情報をキャッチしている.最後の場面での謎解きが面白かった.

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著者プロフィール

1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。『石の繭』から始まる「警視庁殺人分析班」シリーズで人気を集める。その他著書に「警視庁文書捜査官」シリーズ、「特捜7」シリーズ、「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ、『深紅の断片 警防課救命チーム』『共犯レクイエム 公安外事五課』『骸の鍵』『擬態の殻 刑事・一條聡士』などがある。

「2023年 『琥珀の闇 警視庁文書捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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