十津川警部 箱根バイパスの罠 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828032

作品紹介・あらすじ

東京・新宿のホテルで黒沢美佐男という男性が毒殺された。警視庁の十津川警部の調べで、事件の二ヵ月前に「黒沢美佐男を知っていますか?」という広告が新聞に掲載されていたことが判明。その後、警察と新聞社には黒沢にまつわる怪文書が次々と届く。文書の情報に従い、十津川達は箱根に赴くが、犯人像は杳としてつかめない。被害者の正体は?怪文書の目的とは?難航する捜査を打開するため、十津川が仕掛けた究極の罠とは?-。

感想・レビュー・書評

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  • 犯罪を犯している側がどちらなのか,わからないという点で,推理小説としてのできはいい。

    近江商人の話題が出て来るが,今一歩,実像がつかみにくい。
    もう少し,近江商人の商売の仕方について深堀してもらえると嬉しい。

    解決の糸口,事件の急展開など,西村京太郎の手腕は冴えていると思う。箱根バイパスの話題はちょっととってつけたようで,いただけないかも。

  • 120303

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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