- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061828629
作品紹介・あらすじ
死ぬべきだ。いや、死ぬしかない。放課後、俺はビルの屋上から身を躍らせた。眼前に迫る冷たいアスファルト。意識が遠のく。…俺は、死んだ。だが、目が覚めると自室のベッドの上。時間は-今朝。時間が巻き戻った!?繰り返されるリセットの謎に苦悩し、ついに俺は知る。世界の向こう側にある、峻烈な真実を。新鋭が仕掛ける超絶技巧、斬新奇抜タイムリープミステリ。
感想・レビュー・書評
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著者の他作品も知らず事前知識ゼロで、タイトルと、ループものという紹介文を素直に受け取ってたら、とんだ目にあったよ! 物語のカラクリは早い段階で分かったんだけど、それが故に客観視できない裕也に嫌悪感を覚え、それがそのまま最後のオチに繋がるとは思わなかった。
ちょっと自分の人生が不安になる、そんな作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公が哀れ。
どう着地するのか気になって急いで読み進めたが、結末がなんとも。
でもあの状況であの設定なら、あんなふうになっても仕方がない気もする。
でもやっぱり、なんとも読後感がすごくモヤモヤするのだ。 -
出版社HPによると「新鋭が仕掛ける超絶技巧!斬新奇抜タイムリープミステリ!」だそうです。エラーコードであるこの題名に惹かれて手に取りましたが、章題も上手くつけてあると思いました。私はこの作りはなかなか好きで、ラストがどうなるかかなり期待して読み進めていました。そのためテーマ的に後味が悪いのは当然として、ラストはもっとインパクトのあるなにかを想像してしまい、あっさり感じてしまったのが残念です。デビューがホラーとのことなので通常とはまた違った切り口でのミステリを今後も書いてくれるのではないかと期待しています。
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SF。ファンタジー。タイムリープ。
著者の作品を読むのは『リビジョン』『忘却のレーテ』に続き3冊目。いずれも設定、展開、共に似ている印象。そして分かりにくく感じる。 -
設定としてはそこまで目新しく無いかもしれないけど、一発ネタとして終わらせずに書ききり、とても面白かった。次回作が楽しみ。
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深く考えるのは途中から放棄。テンポがよくて面白かった。最後が気に入らなくて★1つ減らした。
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2014.3.28
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2014年初読み本✡