タイタニア4<烈風篇> (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.83
  • (24)
  • (46)
  • (29)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 317
感想 : 49
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828902

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • wikipediaで登場人物を検索しながら読む小説も珍しい。アルスラーンの続きもはよ。

  • 083

  • 20数年ぶりの刊行。

    忘れられてなかったんだなあ…というかんじですが、相変わらずとても面白い、というか急展開。
    アリアバートがああああ! 一番すきだったのに…うう。
    もしかして次で終わるのだろうか、これ。

  • ミッターマイヤー対ロイエンタールとか好き

  • 22年ぶりに刊行された、「タイタニア」第4巻です。
    銀英伝の頃と比べると、衰えが感じられましたが、それでも創竜伝や中国歴史小説に比べたら、圧倒的に面白かったです。でれば、5巻はこれほど間隔を空けずに出版してもらえるとありがたいです。(^^;

  • タイタニア同士の戦闘の終結はある程度予想したものだったけど、藩王の思惑は全く読めん。ゼルファを名代に指名したときに嫌な予感はしたけど…
    ジュスランはこれから先、どうするんだろうか。ファン・ヒューリックはどう絡んでくるのか。イドリスはどう巻き返すのか。楽しみだけど、次はいつ出るんだろうか (^^;;

  • 20数年ぶりということで、もう何もかも諦めていたところに急に現れてビックリさせられたと言うのが正直な感想。

    数年前にアニメ化されていたので、かろうじてストーリーは覚えていたけど、世界観に没入するには少し抵抗があった。

    ストーリー的には、ソフトランディングはできなさそう。


    それから、1、2、3巻はもっとエスプリが効いてたように感じる。

  • 待ちに待ったという言葉が、陳腐なほど待ち遠しかった4巻。
    アニメをチラ見して、小説読み返し。マンガでも復習して、準備万端で迎えました最新刊の4巻です。

    タイタニア同士の戦いの4巻。
    アリアバートが無敵。イドリスが小物。ジュスランは蚊帳の外。
    アリアバートの無敵さは、一時期のヤン・ウェンリー。カリスマ性は、反乱しったロイエンタールのようでした。
    ジュスランとの関係さを考えると、帝国の双璧を思い出します。

    このタイタニア同士の争いは、藩王アジュマーンの登場で新たな局面へ。
    彼は何を思って、この状況を作り出して利用しているのか。
    マヴァールのような政略・謀略の一面です。

    田中芳樹作品との同位性ばかり言っていてもしかたないか。

    この先、どう展開するのか。
    イドリスはジュスランと比べたときに、総合面では確実に劣る人物ではある。その彼が、唯一上回れそうなのが、戦争面。
    アジュマーンの策略で、分の悪い争いに引きずり込まれてしまったジュスランどうするのか。
    ここで、ファン・ヒューリックなのか?

    うーん?
    二人とも、共倒れでバル台頭か?登場時の不遜なほどの自信がなくなって、いい感じに丸くなってきたバル。このままの成長の青写真からすると、アリアバートとジュスランのハイブリッドになりそうな気配。
    ただ、今の段階では役者不足。

    どうなるんだろう?
    期待と展開予想で、ワクワクとドキドキと止まらない。

    それ以上に、次の刊行がいつになるかの恐怖で、ガクガクブルブルが止まりませんね。

    続きお願いしますよ、田中のお父さん。

  •  『二〇一三年 九月 二十五日 第一刷 発行』版、読了。



     読了後、最初に感じたのは「ああ、またか…」という、気持ちでいっぱいになりました。


     作者の代表作でもある『銀英伝』で描かれた、あの場面を彷彿とさせる内容でした。思い返せば「内乱」「戦い直後」「要塞」「ほぼ主要人物勢ぞろい」そして…と、共通するピースがいくつもあったことにも気づいてみたり。


     まあ、上記の印象以外にも、にんじん色の髪をしたヤツの活躍が、(登場はすれども)ほぼ良いところがなかったこと、大きな分岐点となったタイタニア内での出来事および今後など…次巻に対する興味が高まった一冊でした。

     あとまさかの誤字ww 一箇所だけですが、人名がわかりやすく間違っておりました。


     それにしても…ホントに前巻から20数年経過して描かれた内容ですか…(;´Д`)!? …と、思うほど、世界観、および登場人物含め作品の違和感がカンジられませんでした。強いてあげるとすれば前巻まではよく印象に残っていた、ことあるごとに月単位で紹介されていた「作品内の現在時期」の紹介が希薄に感じられたことでしょうか。


     予定では次巻で完結…なハズですが、果たしていかに。ただ、作者は目下「アルスラーン戦記」の新作にとりかかっているので、その後での執筆予定とか。

     来年中に次巻が刊行されたらいいなあ…と、気をながーくして待っております(^-^;;

  • やはり続けて第4巻を読んでしまいました。銀河英雄伝説とどこか似た背景設定ですが、こちらの方がストーリー展開がシンプルな気がします。それにしてもSFを全体基調としてはいますが、良くできた人間ドラマです。

全49件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田中芳樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×