- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061828902
感想・レビュー・書評
-
wikipediaで登場人物を検索しながら読む小説も珍しい。アルスラーンの続きもはよ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
083
-
22年ぶりに刊行された、「タイタニア」第4巻です。
銀英伝の頃と比べると、衰えが感じられましたが、それでも創竜伝や中国歴史小説に比べたら、圧倒的に面白かったです。でれば、5巻はこれほど間隔を空けずに出版してもらえるとありがたいです。(^^; -
20数年ぶりということで、もう何もかも諦めていたところに急に現れてビックリさせられたと言うのが正直な感想。
数年前にアニメ化されていたので、かろうじてストーリーは覚えていたけど、世界観に没入するには少し抵抗があった。
ストーリー的には、ソフトランディングはできなさそう。
それから、1、2、3巻はもっとエスプリが効いてたように感じる。 -
待ちに待ったという言葉が、陳腐なほど待ち遠しかった4巻。
アニメをチラ見して、小説読み返し。マンガでも復習して、準備万端で迎えました最新刊の4巻です。
タイタニア同士の戦いの4巻。
アリアバートが無敵。イドリスが小物。ジュスランは蚊帳の外。
アリアバートの無敵さは、一時期のヤン・ウェンリー。カリスマ性は、反乱しったロイエンタールのようでした。
ジュスランとの関係さを考えると、帝国の双璧を思い出します。
このタイタニア同士の争いは、藩王アジュマーンの登場で新たな局面へ。
彼は何を思って、この状況を作り出して利用しているのか。
マヴァールのような政略・謀略の一面です。
田中芳樹作品との同位性ばかり言っていてもしかたないか。
この先、どう展開するのか。
イドリスはジュスランと比べたときに、総合面では確実に劣る人物ではある。その彼が、唯一上回れそうなのが、戦争面。
アジュマーンの策略で、分の悪い争いに引きずり込まれてしまったジュスランどうするのか。
ここで、ファン・ヒューリックなのか?
うーん?
二人とも、共倒れでバル台頭か?登場時の不遜なほどの自信がなくなって、いい感じに丸くなってきたバル。このままの成長の青写真からすると、アリアバートとジュスランのハイブリッドになりそうな気配。
ただ、今の段階では役者不足。
どうなるんだろう?
期待と展開予想で、ワクワクとドキドキと止まらない。
それ以上に、次の刊行がいつになるかの恐怖で、ガクガクブルブルが止まりませんね。
続きお願いしますよ、田中のお父さん。