煙の殺意 (講談社文庫 あ 22-2)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061832749

感想・レビュー・書評

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  • 自分が最も粒ぞろいだと思う本格ミステリの短編集はこの本。
    特に椛山訪雪図、紳士の園、煙の殺意の3作が素晴らしい。
    泡坂さんはたくさん短編集を出されていますが、まずこれを読んで欲しいです。

  • ◎ 物語としてよく書けていてそこにミステリーが無理なく絡んでくる、実によくできた短編集。中井英夫ほど幻想文学っぽくないが、雰囲気は僕の知る中では彼にもっとも近いか。どこかのHPで作品ごとの出来不出来の差が激しいと評してあったが、僕はそのような差をあまり感じなかった。

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著者プロフィール

泡坂妻夫(あわさか つまお)
1933~2009年。小説家・奇術師。代表作に「亜愛一郎シリーズ」など。『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞。『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞。『蔭桔梗』で第103回直木賞。

「2020年 『秘文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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