青春小説 (講談社文庫 し 31-6)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061851726

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  • <font color="#666666"><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:0;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061851721/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://blog12.fc2.com/image/noimage.gif" border="0" alt="青春小説"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/asin/4061851721/yorimichikan-22" target="_blank"> 青春小説</a><br>清水 義範 (1992/06)<br>講談社<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061851721/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"> この商品の詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>タイムスリップした過去は、あの三億円事件の直前だった。犯人からカローラを奪うことは可能か?レトロも魅力の「三億の郷愁」に、作家になる覚悟を決めて上京した青年のドタバタを描いて懐かしい「灰色のノートから??」と新たに書き下ろした「作品から見る私の少年・青年時代」を加えたい色小説集。</strong>  ――文庫裏表紙より</p></blockquote>
    最初の「三億の郷愁」とそのあとに続く作品とは一見何のつながりもないようだが、≪昭和40年代≫というその時代を過ごしてきた人々にとってはえも言われぬ懐かしさを憶える 時代が動くときの空気感が共通している。
    三億円事件を題材にした小説は数多くあるが、これほどありそうもなく しかし、これならば、と思わせる話もないかもしれない とふと思う。
    そして「灰色のノート」では、フィクションであると断りながらも、著者の若かりしころのあれこれが かの時代を背景にしてほのみえて興味深かった。</font>

著者プロフィール

1947年愛知県生まれ。愛知教育大学教育学部国語学科卒業。1981年『昭和御前試合』でデビュー。1986年『蕎麦ときしめん』が話題となり、独自のパスティーシュ文学を確立する。1988年『国語入試問題必勝法』で第9回吉川英治文学新人賞を受賞。2009年、名古屋文化の神髄紹介とユーモアあふれる作風により第62回中日文化賞受賞。『永遠のジャック&ベティ』『金鯱の夢』『虚構市立不条理中学校』『朦朧戦記』等著書多数。また西原理恵子との共著として『おもしろくても理科』『どうころんでも社会科』『いやでも楽しめる算数』『はじめてわかる国語』などがある。

「2021年 『MONEY 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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