北斎の罪 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 134
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061854406

感想・レビュー・書評

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  • 他の高橋作品で深く取り上げられているテーマや主人公が登場する、言ってみればカタログ的な短編集という印象。
    自分は氏の作品をかなり読んでいるので突然出てきた人物や見解をスムーズに受け入れられましたが、これを最初に読んだ人はよく分からないだろうなと思う。

  • 鬼、竜、ホラー、搭馬双太郎、リサ&チョーサク、九鬼虹人。どれをとっても、後の高橋克彦の長編を成すもの。

  • SFやホラー、ミステリなど色々なジャンルが収録された作品集。浮世絵についてのミステリはやはりさすが。あと、『鬼追者』はオチが予想外でびっくり。色んなテイストを楽しめる一冊。

  • 既読だった。表紙がちがってたのできづかなかった?←読んでも気づかなかった┐(´-`)┌

  • ”七つの謎の輪”と銘打った作品集。ミステリのところに入れるか迷いましたが、伝奇っぽいのが多いのでこちらに入れました。

    後に書かれた「竜の柩」の原点になる「竜の伝承」や、鬼と宇宙人の関係の追跡から最後はすごい結果になる「鬼追者」、論文の盗作話から始まる話や北斎のもたらした日本に対する罪など、色んな話が7つ入ってます。短編集だから読みやすいです。この人の伝奇ものと歴史推理ものを試しに読んでみるのにいいかも。

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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